子どもの風邪の引きはじめ、どうすればいい?小児科医に、不安なときの対処法を聞きました!

#育児・子育て   
風邪気味の赤ちゃんに親がしてあげられることとは。

免疫が未熟な赤ちゃんや小さな子どもは、体調を崩しやすいもの。特に冬は、空気の乾燥や寒さで風邪を引きやすく、本格化しやすい季節です。
赤ちゃんに鼻水やくしゃみなどの風邪症状がある時、自宅で親ができるケアがあれば、ぜひ知っておきたいですよね。
どんなことがしてあげられるか、「コドモノいっぽクリニック」院長の丸山友紀先生に聞きました。

コドモノいっぽクリニック院長 丸山友紀先生

監修=丸山友紀先生
小児科医。「コドモノいっぽクリニック」院長。小児診療はもちろん、育児相談、栄養指導など子育てサポートを行う。2児の母でもある。

不安な赤ちゃんの風邪症状…どんなことがしてあげられる?

赤ちゃんに急な発熱&風邪症状がでたらどうすればいい?

さっきまでご機嫌だったのに、急に熱が出てびっくり!という経験はありませんか?突然、発熱や咳、鼻水などの風邪症状が現れると心配になってしまいますよね。
「赤ちゃんは体温の調節機能が未熟なため、通常の風邪でも39度、40度以上になることは珍しくありません。なので、普段から患者さんにも、熱の高さを見て慌てなくても大丈夫ということをお伝えしています。注目するべきなのは、赤ちゃんの様子。水分や食事がとれているか、ぐったりしていないか、嘔吐はないか、などを注意深く見てあげましょう」と丸山先生。

元気な様子であれば大きな心配がないとはいえ、何かしてあげられることはないのでしょうか?
「風邪のときは、身体と心をお休みさせてあげることが基本。もし元気よく走り回っていたら、絵本を読むなどして休憩させてあげるとよいと思います。お風呂も元気で、熱が高くなければ入って構いませんが、体力を消耗しやすいので短い時間でササっと済ませるといいでしょう」

また、快適に過ごすことができる環境を整えてあげることも大事だと丸山先生は言います。
「たとえば、パジャマ1枚で快適に過ごせる室温にしてあげる。もし熱が上がる前で手足が冷たいときはもう1枚着せてあげたり、反対に熱が上がりきって汗をかき始めたら薄手のものにしてあげたりと、体調に合わせて調整してあげたいですね」

本格化する前に!知っておきたい冬の風邪対策

冬に風邪を引きやすくなる主な原因は、空気が乾燥してウイルスが活発になることと、身体が冷えて血流が悪くなり免疫力が低下してしまうこと。そこで、冬にできる風邪対策も教えていただきました。

「乾燥を防ぐために喉を潤すことが大切なので、水分はしっかりとりたいですね。帰宅時の手洗いうがいも大切ですが、まだうがいができない赤ちゃんは母乳やミルクを飲ませるだけでも大丈夫。また、血流をよくして免疫力を上げるために身体を温めるようにします。そのため、外で身体を動かして遊ぶのもよいと思います。ただ、帰ってきたら温かいものを飲ませたり、手足を温めてあげたりしましょう」

冬は保湿クリームを塗って風邪対策。

意外なのは、保湿クリームを塗ることも風邪対策につながるということ!
「冬は特に、朝晩に保湿クリームを塗ってあげることをおすすめしています。皮膚のバリアを作る、乾燥を防ぐだけでなく、頭のてっぺんから手足の指の先までしっかりと触れてあげることで血流がよくなるのです。お風呂で手足をマッサージしてあげるのもよいですね」

備えておきたいものは?

赤ちゃんが風邪を引いたときのために、備えておいたほうがよいものはあるのでしょうか?

「実は、風邪はほとんどがウイルス感染で、子ども自身の免疫力で治ります。周囲の大人がすることは、本人がちょっとでも楽になれる環境を作ること」と丸山先生。特別なものを準備しなくても、多くの場合、家にあるものでなんとかなるのだそう。

「例えば、経口補水液を備えておくのもいいですが、普段飲み慣れていないものは飲んでくれない可能性もあります。そんなときは、ジュースで水分や糖分を補給するという手も。その場合、柑橘系や乳製品は胃への負担が大きいので避け、りんごや桃のジュースにしましょう。塩分は温かい味噌汁やスープなどでとることができます。寝つきが悪いようであれば、冷たいタオルや氷袋などで脇の下や首などを冷やしてあげたり、鼻が詰まっていれば鼻水吸引器を使ったりして、なるべく心地よく眠れる環境を作ってあげてください」

ママとパパが身体に触れて安心させてあげて。

そして、何よりも大切なのが「子どもを安心させてあげること」です。

「そのために、もっとも備えておくべきはママやパパの心構えだと思います。親が慌てず、ママやパパが一緒にいるから大丈夫だよと伝えてあげる。そのためには、身体に触れてあげることがもっともよい方法なんですよ」

赤ちゃんに安心感を与えるためにも、背中をさすってあげたり、手を握ってあげたりと、身体に触れてあげることが大事なんですね。


取材・文=松田支信

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