【東日本大震災】お別れは突然に。古い家は「凶器」と化して/わたしのウチには、なんにもない。(8)

#くらし   
我が家は「凶器」と化していた

『わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります』8回【全11回】


キレイな部屋をキープするコツとして、よく挙げられるのは「モノを減らす」こと。わかってはいても、仕事や育児に追われて片付けの時間が取れなかったり、子どものためのおもちゃが増えてしまったり…。わかっていても、モノを減らせない方も多いと思います。

人気ブロガーで漫画家のゆるりまいさんは、モノがあふれる“汚屋敷”で育ったそう。片付けが苦手な祖母と母の3人暮らしで、床にモノが散乱し、ダイニングテーブルにもモノが山盛り、来客予定があると前日から大騒ぎ…。そんなある日、失恋をきっかけにゆるりさんは「スーパー捨て魔」に覚醒! モノを捨てることに拒否反応を示す祖母、片付ける側から散らかしてしまう母と衝突しながら、モノを極限まで減らした「なんにもないウチ」に至るまでのエピソードをご紹介します。

モノが少ない家は掃除がしやすくて快適なのはもちろん、震災などの非常時に「何がどこにあるか」を把握しやすいというメリットも。ゆるりさんの体験談から、片付けをするうえでの心の持ちようや家族の巻き込み方を学ぶことができます。

※本記事はゆるりまい著の書籍『わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります』から一部抜粋・編集しました


ブラック企業に勤務したことで片付けの時間が取れず、汚部屋と会社を往復する日々を過ごしていたゆるりさんでしたが、心身に不調をきたして退職。時間ができたことで再度片付けを始めるようになると、すっかり元気を取り戻していました。新しい就職先も決まり、新居への引っ越しを心待ちにしていた矢先に“あの出来事”が起こるのでした…。

3.11

「お別れ」は突然やってきた

何もかもがありえないくらい揺れ始めた

いろいろな物が降ってきて

家が…どんどん壊れている…


スペースさえあれば家にモノが多くても、ものすごく困るということはないかもしれません。しかし、こういった震災時には「凶器」になりうる、ということは自覚したいものです。

著=ゆるり まい/『わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります』

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