あざとすぎる凶悪モンスターOLはどう生まれた?『今日もワタシが一番カワイイ』著者・白金ゆいさんインタビュー

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『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

2019年にスタートしたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』や、2020年に発表された日向坂46の楽曲『アザトカワイイ』など、近年『あざとい』は可愛くてずる賢い、小悪魔的な女子の行動を表すのによく使われる単語になりました。
そんな『あざとい女子』を主人公の作品が今、話題です。白金ゆいさんの作品『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』では、不動産会社のオフィスを舞台に、カワイイけれどずる賢く立ち回って周囲に迷惑をかけまくる主人公・桑野真由香の生態が描かれています。

『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

不動産会社に務める真由香は、承認欲求が異常に強く、常に自分が一番でないと気がすまない性格。産休から復帰してきたばかりの同僚・雪平まゆを目の敵にして、わざと仕事を振らない、契約を横取りする、伝言を伝えないなど、あの手この手で雪平に嫌がらせをして、常に上位に立とうとマウントを取ってきます。

 『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

さらに、自分だけがモテて男性社員からの視線をひとりじめしていないと気がすまない真由香は、次々と男性社員に思わせぶりな行動をしたり、わざと同僚女性が親しくしている男性社員の気を引いたり。職場を引っかきまわし続ける真由香に、雪平を始めとする同僚たちの困惑は日に日に強くなって…。

マウントしまくり、自分大好き、常に上位にいないと気がすまない…近くにはいたくないけれど、目が離せない凶悪モンスターOL『MAYU』を生み出した、著者の白金ゆいさんにお話を聞きました!

白金ゆいさんインタビュー

『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

──マンガを描き始めたのはいつ頃ですか? また、何かきっかけがありましたか?

白金ゆいさん:小3の時に父がりぼんを買ってくれたのがきっかけで元々絵を描くことが好きだったので自分も漫画を描くようになりました。

──インスタグラムでは出産レポートや子どもたちとの日常など、育児漫画を中心に描いておられますが、今回、オフィス物マンガの「今日もワタシが一番カワイイ」を書こうとしたきっかけを教えて下さい。

白金ゆいさん:漫画の練習になるかなと思い、前から描いてみようと思っていた実体験を基にした創作漫画を描いてみました。マウントは身近にある興味深いテーマだなと思い、描いてみようと思いました。

『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

──「とにかく自分が一番じゃないと気がすまない、男性からの行為も独り占めしないと気がすまない」…という主人公・MAYUにモデルはいるのでしょうか? また、どのようにMAYUのキャラクターを作っていったのでしょうか。

白金ゆいさん:MAYUは創作です。これといったモデルは特にいませんが、とにかくわかりやすくマウントを取るキャラにしようと思い、MAYUが誕生しました。

──作品中に登場する「契約を横取り」「わざと仕事を振らない」「伝言を取りつがない」などのMAYUの迷惑エピソードは、身の回りなどで実際にあったことでしょうか?

白金ゆいさん:中には働いていた頃の実体験もあります。例えば契約の横取りなどがそうですかね。ただ実際はさらっと取られたので作中のMAYUほど故意は感じられませんでしたが。あとはほぼ完全に創作です。MAYUならこうするかな、と考えるのが楽しかったです。

『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』より

──アンチヒロインのMAYUはあざとくてズルい立ち回り方をする女性ではありますが、どこか憎みきれない部分もあるように思いました。この描く時に気をつけたことなどはありますか?

白金ゆいさん:本人はマウント取れているつもりなのですが、周りの人がスルーしていることも多々あったり、とにかく分かりやすいのでそこがちょっと憎みきれないとこなのかな?とも思いました。これだけ「ワタシが一番!」という自分の信念に忠実なのはある意味すごいですよね。

──では最後に、読者の方にメッセージをお願いします!
白金ゆいさん:読んでくださって本当にありがとうございます。面白かったなどのコメントとても励みになっております。面白い漫画をこれからもお届けできたらいいなと思っているのでまた是非読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

取材・文=レタスユキ

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