夫婦や家族の日常モヤモヤを描いて人気のマンガ『夫ですが会社辞めました』の大反響エピソードランキング発表!

#育児・子育て   
 『夫ですが会社辞めました』45話より

漫画家のとげとげ。さんが葉山町を舞台に描く人気のWEB連載『夫ですが会社辞めました』は、現代を生きる夫婦や家族の日常を描き、誰もが抱えるモヤモヤした気持ちに寄り添う詩情豊かなマンガ作品です。「気持ちが手に取るようにわかる」「どの登場人物にも優しい眼差しで描かれていて好き」「何か解決した訳ではないけど、なんだか気持ちが救われる」など、SNSでも共感の声が寄せられ、連載開始からの累計PVも3,200万PVを突破しました。

ある日突然会社に行けなくなってしまった夫・川田俊と、大黒柱として家計を支えつつも夫の家事に不満な妻・沙月。状況を変えたくて都内から神奈川県葉山町に引っ越した一家。妻は大黒柱として家計をささえ、家事と育児を夫に任せるようになったものの、ふたりの気持ちはすれ違って…。

そんな川田家のほかにも、他人とのコミュニケーションが苦手で仕事を辞めた父親が主夫となり3人の子どもたちを育てている岡田家や、行動に問題のある娘のせいでママ友たちから避けられて孤立し、育児に非協力的な父親にストレスを募らせる母親・理恵など、それぞれに生きづらさやストレスを抱えた人々が、それでも少しずつ前に進む様子を丁寧に描いていきます。

今回は、これまでの連載の中で反響の大きかったエピソードのランキングの上位3本をご紹介します。それぞれのエピソードについて著者・とげとげ。さんからもお話を伺いました!

大反響エピソード1位:パート先で悪口ばかり言われて


最も反響が大きかった45話のエピソードの主役は、主夫として3人の子どもを育てている岡田家のパパ・剛志。かつては妻と同じ介護施設で働いていましたが、「要領が悪い」などと周囲から疎まれ、ストレスから仕事を辞めざるをえなくなりました。
妻が夜勤もある職場で働き、大黒柱として家計を支えていますが、それだけでは足りず岡田パパもスーパーでパートタイマーとして働き始めました。しかし空気を読んで周囲に合わせることが苦手な彼は、この職場でもうまくいかないことばかりで…。

 『夫ですが会社辞めました』45話より


とげとげ。さん「岡田パパはややクセがつよく、他人から理解されにくいキャラですが、色眼鏡を持たず人を見ることができたり、優しく料理上手な一面もある人なので、岡田パパを描く時は優しい気持ちになります。

この回では岡田パパが、勤務先のスーパーでつらくなく働けるようになるまでの過程を描きました。岡田パパの要領の悪さに、同僚たちの嫌悪感が大きくなります。でもそんな緊張した状態はあるきっかけで風穴が開き、同僚たちの岡田パパの短所への感じ方は『嫌い』から『笑い飛ばせる程度の特徴』へと変化します。

自分に合わない環境が、ちょっとしたきっかけで合う環境へ変わる状況や、人の感じ方の曖昧さが、優しい雰囲気で伝わればいいなと思いました」


大反響エピソード2位:みんなが私を「ダメな親」って思ってる

  『夫ですが会社辞めました』13話より


2位のエピソードは、13話の子どもの問題行動から孤立してしまった母親の理恵のエピソードです。すぐに癇癪をおこして友だちを叩いてしまう娘のナナちゃんの行動せいで、親子とも園で友だちやママ友から避けられるようになってしまいました。育児に無関心な夫と扱いにくい娘、そしてママ友たちから避けられる状況にストレスを抱えていた理恵は、岡田パパから思いがけない言葉をかけられて思わず泣き出してしまうのでした…。

とげとげ。さん「子どもの評価がそのまま自分の評価になり、『ダメ親だと思われたかも』と思ってしまうことが私はよくあるので、ここぞとこの回で描いてみました。そんなわりとよくある誰もが隠したい『弱さ醜さなど負の感情』を表現しやすいのが、ナナちゃんの母親・理恵です。

このエピソードは『夫ですが会社辞めました』のシナリオを描き始めた早い段階でできていて、理恵の追い詰められた状況に風穴を開けるのは岡田パパの何気ないひとことにしたいと思ってました。同じ園の親同士でなければ、話すことはなかったタイプの違う二人が、集団の輪から外れたところで、お互いになんとなく救いになる関係を、俊も含め築けたら面白いなと思いました」


大反響エピソード3位:会社を辞めたこと、実家の親には言えなくて

   『夫ですが会社辞めました』28話より


第3位は28話、この物語の主人公・俊のエピソードです。妻にすら会社に行けなくなったことを3ヶ月間も黙っていた俊は、会社を辞めて主夫をしていることを実母にも隠していました。妻の沙月は義母との電話でそのことに気づき、俊にいつ辞めたことを話すのか問いかけます。

俊は子ども時代、母親の言う通りにして努力してきたものの、できの良い兄弟と違って自分だけ母の期待にこたえられなかったことを思い出します。そして、仕事を辞めてしまったことは母親には言えないと改めて思うのでした…。

とげとげ。さん「主人公俊は会社で働くのが難しく、自分が何をやりたいか何が好きかもあまりわからず、自分で決められないタイプの人なので、どんな風に育ち、何が影響しているのかを描きたいなと思いました。

この回では俊の母親が全て悪いように見えるかもしれませんが、俊の母も愛情を持って子どもに接していたはずなのに、結果彼を苦しめることになってしまうのは切ないな、と描いていて少しつらくなりました。なので、このとき描きながら感じたモヤモヤを後日、連載の書籍化の時に母との対峙として描きました」


家族の関係性も次第に変化していく現代の日本で、さまざまな視点から登場人物の抱えこむ気持ちや、日常のモヤモヤを繊細に描いていく『夫ですが会社辞めました』。この作品を通して、「家族のあり方」や「言葉にできない日々のモヤモヤ」について、考えてみませんか?

取材・文=レタスユキ

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Information

人気WEB連載を書籍化!『夫ですが会社辞めました』発売中

WEB未公開の描き下ろしエピソードがなんと50ページ! 俊と沙月が、悩み、ぶつかった末に見つけた『家族の形』とは──? 書籍でしか読めない、川田家の物語。



◆著者:とげとげ。
元ナースの漫画家&イラストレーター。
ホームページ:http://www.togetoge.net/
ブログ:https://ameblo.jp/togetogeillust/
Twitter:@togetogegegege





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