誰でも体調は崩すもの。さらに自分を責める必要はないんです/あなたの「しんどい」をほぐす本(5)

日々を生きていく中で、漠然とした「しんどさ」を抱えていませんか? その「しんどい」って、なんだか苦しいですよね。心の底から楽しいと思えなくなるし、なんだか朝から疲れているし、みんなといれば笑顔だけど家に帰れば「無」になるし、何もしたくないのに周囲に気を遣っちゃうし…。
そんな「しんどい」を抱えているあなたに送る、「頑張らずに読める」考え方。「自分なんて」が「自分らしく」に変わる心をほぐす言葉を、人気イラストレーター・もくもくちゃんの可愛らしいイラストと共にお届けします!
※本記事はPoche著、もくもくちゃんイラストの書籍『あなたの「しんどい」をほぐす本』から一部抜粋・編集しました。
体調が悪いときに、さらに自分を責める必要はない
体調が悪いときに「こんなことで体調を崩すなんて!」と怒られたらショックだし、「みんなも頑張っている」「大変なのはみんな一緒」なんて呆れられたら落ち込むし、「体調管理ができていなかったんゃないの?」なんて指摘されたら、つらすぎますよね。
それなのに体調が悪いとき、「こんなことで」「みんなは頑張っているのに」「体調管理ができていない」と自分自身を責めてしまっていませんか?
このように自分で自分を責めると、他人に責められるのと同じくらい心にダメージを負ってしまいます。
体調が悪いのは、あなたのせいではありません。どれだけ気をつけていても、体調を崩すことは誰にでもあります。みんなが頑張っているときに、あなたが頑張れないこともあります。でもそれとは反対に、みんなが頑張れないときに、あなたが頑張ったこともあるはずです。
まだ頑張れるけれど、これ以上頑張ったらキツいなと思ったら、あえて頑張らないときがあってもいいです。これは手抜きや甘えではなくて、自分の限界を知っているという「賢さ」です。
体調が悪いときにどうしても自分を責めてしまうなら、少しでも罪悪感のない考え方を取り入れてみましょう。考え方に正解・不正解はありません。あなたがラクになれる考え方、それがあなたにとってのベストです。
◆休んで人に迷惑をかけてはいけない、と思っている場合
迷惑をかけたくないと思える責任感のあるあなただからこそ、「今のうちに休んでおこう」と考える。無理をし続けたら、いつか本当に倒れてしまって、もっと大きな迷惑をかけてしまうかもしれませんから。
◆休むことそのものに罪悪感がある場合
頑張り屋さんほど、休むのが苦手です。せっかく休んだのに、なんだか落ち着かないこともあります。
そんなときは「これで元気になるのだから」と考えたり、「休んでいるのではなくて、次に頑張るための準備をしている」と考えてみたりしてみましょう。
◆つい自分を責めてしまう人の場合
つらいときに責められたら、ますます元気がなくなってしまいます。
「こんな自分じゃダメだ!」と責めてしまう人こそ、こんな自分から早く回復するために「今は休むことが必要だ」と考えてみましょう。
体調が悪いときくらい、好きなものを見て聞いて、食べて飲んで過ごしてくださいね。

著=Poche、イラスト=もくもくちゃん/『あなたの「しんどい」をほぐす本』
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