【まんがで名作】友だちの持ち物が羨ましくて。少年の心の葛藤を色彩豊かな表現で綴る「一房の葡萄」有島武郎/日本の文学 入門編(3)

ぼくのしたことを誰も気づいていない…

【まんがで名作】敵は人間不信の暴君?自分の弱さ?正義を貫く心の葛藤を描く「走れメロス」太宰治
『まんがで名作 日本の文学 入門編』3回【全5回】


今も多くの人に愛される名作文学の数々。
「原作はちょっと手を出しにくい」「昔読んだけれど内容を忘れてしまった…」「なんとなく知っているけれども本自体はきちんと読んでいない」という人は実は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は有島武郎による名作『一房の葡萄』をサッと読めるマンガでご紹介します。

※本記事は監修/今中 陽子、カバー・表紙/山下 明彦の書籍『まんがで名作 日本の文学 入門編』から一部抜粋・編集しました


『一房の葡萄』を書いた有島武郎ってどんな人?

有島武郎ってどんな人?

有島武郎/大正時代の小説家。 日本文学史では人道主義や理想主義をかかげた「白樺派」の作家とされています。学習院や札幌農学校、ハーバード大学で学ぶなど、恵まれた教育を受けました。教職を務めた後、大正4年から作家に専念しますが、自分の属する階級や存在に対しての悩みを持ち続けました。生没年は1878~1923年。『一房の葡萄』は1920年の作品です。

主な登場人物

ぼく

横浜・山の手の学校に通う少年。体も心も弱く、友達も少ない。絵をかくことが好き。

ジム

「ぼく」 のクラスメイトで西洋人。 とてもきれいな色を出せる外国製の絵の具の持ち主。

先生

若い女性教師。「ぼく」のあこがれの先生で、優しい声と大理石のような白い手をもつ。

やっぱりダメだ…

ジムの絵の具が欲しくてたまらない…

Information

本ページはアフェリエイトプログラムによる収益を得ています

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント応募

新規会員登録する

コミックエッセイランキング

コミックエッセイをもっと見る

作品を検索する

レシピランキング

レシピランキングをもっと見る

レタスクラブ最新号

レタスクラブ最新号詳細