【まんがで名作】美しく哀しい夜空の旅で「本当の幸せ」を探す未完の童話「銀河鉄道の夜」宮沢賢治/日本の文学 入門編(4)

他人の幸せのためにどういう行動がとれるだろうか…

【まんがで名作】敵は人間不信の暴君?自分の弱さ?正義を貫く心の葛藤を描く「走れメロス」太宰治
『まんがで名作 日本の文学 入門編』4回【全5回】


今も多くの人に愛される名作文学の数々。
「原作はちょっと手を出しにくい」「昔読んだけれど内容を忘れてしまった…」「なんとなく知っているけれども本自体はきちんと読んでいない」という人は実は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は宮沢賢治による名作『銀河鉄道の夜』をサッと読めるマンガでご紹介します。

※本記事は監修/今中 陽子、カバー・表紙/山下 明彦の書籍『まんがで名作 日本の文学 入門編』から一部抜粋・編集しました


『銀河鉄道の夜』を書いた宮沢賢治ってどんな人?

宮沢賢治ってどんな人?

宮沢賢治/独特の世界観を持った童話や詩を書いたことで知られています。岩手県の裕福な家に生まれますが家業を継ぐことはなく、教師や農業指導者などをしながら作品を書くようになりました。37歳で病気のため死去。生前に発表された作品数は限られますが、その著作は現代も多くの人々に愛されています。『銀河鉄道の夜』は、1924年頃に最初の原稿が書かれてから亡くなる直前まで、3回にわたって書き直され、未完のまま残された童話。賢治の死後に刊行されました。生没年は1896~1933年。

主な登場人物

ジョバンニ

父は出稼ぎに出て、長らく家に帰っていない。同級生にからかわれ、孤独な思いをしている。

カムパネルラ

ジョバンニの同級生で幼なじみ。ジョバンニといっしょに銀河鉄道で旅をすることになる。

ザネリ

ジョバンニの同級生。ジョバンニの父親が不在であることをネタにしてからかっている。

ぼくは知っていたはずなのに…

お父さんからラッコの上着が来るよ

まもなく銀河ステーション

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