弟が亡くなり、学校にすら行けなくなった私に友達から差し伸べられた手/16歳で帰らなくなった弟(14)

友達が電話をくれて

高校3年生の夏、私の弟が亡くなった。当たり前にあった日常が崩れ始めた日
『16歳で帰らなくなった弟』 14話【全15話】


お昼に2分ほど流れたニュースは、弟の死を伝えるものでした。

マイペースで職人気質、お酒を飲むと財布のヒモがゆるくなる父。肝が据わっていてよその子でも平気でしかり飛ばす母。思春期をこじらせて素直になれない私と、自由奔放でヤンチャだけど誰からも好かれた弟。そんなどこにでもあるような家族の風景が、警察からの一本の電話によって一瞬にしてもろく崩れ去り…。

肉親を突然失ったある家族が、再び歩き出せるようになるまでの道のりとは。

家族との何気ない毎日は、突然なくなってしまうものなのかもしれない…そんなふうに考えさせられるエピソードをお送りします。

※本記事はきむらかずよ著の書籍『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました。

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