偉人「ニュートン」の意外な素顔。実は、大の猫好きだった⁉/人類なら知っておきたい 地球の雑学(101)

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偉人「ニュートン」は「猫好き」だった⁉

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』101話【全152話】


あらためて考えると、この地球(ほし)にまつわるさまざまなことは「知っているようで知らない」ことが多いのではないでしょうか…。
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をお届けします。
思わず誰かに話したくなる理系ウンチクは、職場や家庭での日々の雑談に役立つかもしれません!

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。


偉人「ニュートン」は"猫好き"だった⁉ 意外な素顔とは


庭の木からリンゴが落ちるのを見て「万有引力」を発見したというニュートンのエピソードは有名である。しかし、ニュートンの真に偉大な部分は「リンゴを落下させる地球の引力が月にまで届いているのだとしたら、なぜ月は落ちてこないのか」という疑問を抱いた点だ。

そして、ニュートンがその疑問に対して出した結論は、「月も地球に落ちているのだが、公転によって常に前進しているため、その速度と地球の引力とがつり合って、同じ軌道をまわり続けていることから落ちてこない」というものだった。つまり、リンゴが落ちるのも月が落ちてこないのも、さらには惑星や彗星の運行にいたるまで、宇宙にあるすべてのものは万有引力の法則を用いて説明できることを発見したのだ。これこそが、ニュートンを偉大な科学者たらしめている理由といえる。

ニュートンは大のネコ好きとしても知られている。ケンブリッジ大学の教授だった頃、研究室で2匹のネコを飼っていたが、研究に没頭すると食事をとるのも忘れ、翌朝になって冷めた食事を猫に与えていたというエピソードも残されている。

そんなネコ好きのニュートンが、愛するネコのために発明したものがある。それは、小さな扉がバネや磁石で自動的に閉まる「キャット・フラップ」だ。光学の分野でもめざましい功績を残したニュートンは、よく暗い部屋で実験を行なっていた。その際、ネコの求めに応じてたびたびドアを開けていると、余計な光が入って実験の妨げになってしまうことから、ネコ用のドアを発明したのだという。

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

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