退職金もボーナスも当てにならない! 今から考えておきたい返済計画
右肩上がりだった昭和の時代と、バブル崩壊後の平成の今ではお金の常識はがらりと変わっています。マイホーム購入の常識も同じ。これから購入を考えている人は、昭和の常識にとらわれがちな親のアドバイスより、やはり現代の流れを知り尽くしたファイナンシャルプランナーに聞くのが正解。
というわけで、深田晶恵さんに住宅ローンに関する常識の今昔を教えてもらいました。
【ローン返済は退職金も当てにしてOK?】
昔 → ローンの残りは退職金で払えば大丈夫
今 → 退職金が出ないかも。老後資金も不足する!
親世代は終身雇用で企業年金も充実していました。退職金で残りのローンを返せばいいというのは昔の考え。今は退職金を当てにできる時代ではなく、また長寿時代に入り老後資金を充分キープしていないと不安です。大事な老後資金である退職金を返済に使うのは危険! 退職金に頼らない返済計画を。
【ボーナス返済はあり?なし?】
昔 → ボーナス返済を組み合わせれば毎月の返済がラクになる
今 → 出るか出ないか分からないボーナスにはもう頼れません!
昭和の昔と違い、ボーナスが潤沢に出るという企業は少なくなりました。最初からボーナスを当てにしてローンを組んでしまうのはとても危険。もし、ボーナスが大きく減ってしまうと返済が黄色信号に。ボーナスの使いみちとしては、半分は貯蓄に回して。それでも残るなら繰り上げ返済用にキープする程度にしておきましょう。
【繰り上げ返済はお約束?】
昔 → ローンを組んだらどんどん繰り上げ返済する
今 → 低金利の今は手元にお金をキープする!
お金が貯まったら、どんどん繰り上げ返済したほうが絶対トク、というのは昔の話。低金利の今は返済額に占める利息の割合が少ないので、早めに返しても利息を減らせる効果は薄いのです。さらに、昔よりも教育費の負担が重いので、手元に資金を多く残すほうを優先すべき。まずは貯蓄を増やし、充分増えたら一部を繰り上げ返済へ、という程度が正解。
分かっているつもりでも、昭和と平成ではこれほど違いがあるとは! 平成の“リアル”にきちんと目を向け、ムリせず、賢く、確実に返済計画を立てましょう。
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