花粉は掃除機でこまめに吸い取るべき!? 知っておきたい花粉症対策の意外なNG

宮前平トレイン耳鼻咽喉科院長。金沢大学医学部附属病院などを経て、2014年「共働き世代の力になりたい」という思いで開院。小児耳鼻咽喉科やアレルギー治療、睡眠時無呼吸症候群の診断&治療に力を注いでいる。
【花粉症の誤解 その1】
花粉は掃除機でこまめに吸い取る?
→NG! 花粉が舞い上がるのでまずは拭き掃除を
掃除機をかけると、排気で床の花粉が舞い上がりやすくなります。まずはぬれ雑巾などで拭き掃除を。取り残した花粉やほこりを、掃除機で吸いましょう。

【花粉症の誤解 その2】
玄関に入ったら手でパタパタ花粉を払う?
→NG! 家の中に入れてはダメ。払うのは外で
花粉症ケアの基本は花粉を家&体の中に入れないこと。花粉を払うのは、玄関の外です。手で払うと花粉が舞い上がり吸ってしまうので、ウェットティッシュや粘着クリーナーで取るのがベター!

【花粉症の誤解 その3】
換気は網戸を閉めれば大丈夫?
→NG! 換気するなら夜。カーテンも閉めて
網戸を閉めていても、換気すれば花粉は家の中に入ってきます。換気のベストタイミングは一日のうちで花粉が最も少なくなる22時~24時。窓を10㎝ほどあけ、網戸とカーテンは閉めましょう。
【花粉症の誤解 その4】
外干しは花粉の少ない午前中にする?
→NG! 花粉シーズンは室内干しが鉄則
洗濯物を外干しすれば、どうしても花粉がつきます。午前中だけ干そうが、取り込むときに払おうが、侵入は防げません。シーズン中は、室内干しや乾燥機をフル活用して、外干しは避けること。布団の天日干しも避けるのがベストです。

* * *
花粉症と新型コロナウィルス感染症を併発すると、せきやくしゃみで人にコロナウィルスを感染させるリスクが高まります。しっかりケアして花粉症の症状を抑えましょう!
イラスト/えのきのこ 編集協力/及川愛子
【レタスクラブ編集部】
Information
伊東祐永先生
宮前平トレイン耳鼻咽喉科院長。金沢大学医学部附属病院などを経て、2014年「共働き世代の力になりたい」という思いで開院。小児耳鼻咽喉科やアレルギー治療、睡眠時無呼吸症候群の診断&治療に力を注いでいる。
<レタスクラブ ’23 2月号より>


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