紫式部が仕えた中宮・彰子さま。「懐妊はまだか!?」父・藤原道長の圧に耐え続けたいばらの道/新編 人生はあはれなり…紫式部日記(2)

その心中やいかに

上さまから振り向いてもらえるように

彰子にはシキブを!

喜ばしいことなのでございますが

藤原道長が娘である彰子の懐妊を待ち望んでいたのは、生まれた孫を天皇にし、祖父として実権を握るため。それには男児である必要がありました。ただ、当時の出産は今と比較にならないほどハイリスク。政治に絡む出産であり、かつ命がけだったことを考えると、喜ばしいことではあるものの手放しでは喜べない…という状況だったのでしょう。

著=小迎 裕美子、 紫式部、赤間 恵都子/『新編 人生はあはれなり…紫式部日記』

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