39歳女性が会社員のかたわらアイシングクッキー講師に!仕事につながる「学び」の実例

#くらし   
趣味を生かして会社員のかたわらアイシングクッキー講師に

家計や自分の今後の人生を考えて、働くための第一歩として仕事につながる学びを始める人が増えています。でも時間はどうつくる? 自分らしく働ける仕事って? と悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、趣味を生かすタイプの学びを深めている方の実例をご紹介します。

あなたに合う「仕事につながる学び」とは?

「仕事につながる学び」といっても、タイプはさまざまです。手作りアクセサリー販売などの「趣味を生かすタイプ」の人は、ワークショップで技術を磨くなど趣味を極めることが仕事につながります。「暮らしに役立つタイプ」の学びをする人は、学んだことが生活ですぐ実践でき、やる気を保ちやすいのが特長です。「収入アップに直結するタイプ」の学びは、国家資格など難易度は高いですが、今はオンライン講座など、すき間でできる勉強法も充実しています。

趣味を生かすタイプの学びと目指す仕事

趣味を生かすタイプの学びとは、趣味を仕事にしたい、週末だけ憧れの仕事に挑戦したいなど、やりがいがあり、プチ収入になりそうな学びのことです。

目指す仕事は
● 料理や手芸などのワークショップ講師
● 手作りアクセサリー販売
● 出張カメラマンなど

学び 趣味をいかす


では実例をみてみましょう↓

*  *  *

お話を聞いたのは
▷スーパークッキーモンスター 大石朋子さん

大石朋子さん

39歳。5歳と2歳の2児の母。インターネット関連会社の正社員として働きながら、月1回程度、東京・吉祥寺のカフェ・ORIDOにてアイシングクッキー講座の講師を務める。オーダークッキーの販売も。Instagram @scm_mako

趣味を極めて、会社員のかたわら月1回、アイシングクッキー講師に

憧れの先生に学ぶうち、自分も教えたいと夢を持つように

もともとお菓子作りが趣味だった大石さんがアイシングクッキーを学び始めたのは28歳の頃。
「退職する同期に〈おつかれさま〉とアイシングしたクッキーを渡したら喜んでもらえて。もっと技術を磨こうと、憧れの先生が主宰する講座に通いました。技術習得には練習あるのみ。仕事のあとは、夜な夜な自主練していました」
その後、自宅で友人に教えたり、当時いた会社でワークショップを開いたりするうちに、人に教える楽しさを発見。
「縁あってカフェのオーナーにお声がけいただき、定期レッスンを行なうことになり、36歳、第2子妊娠中に開業届を提出。今でも新しい技術のオンライン講座を受けるなど、学び続けています」

レッスン風景

レッスン風景。

学んだ技術はレッスン内容に反映

学んだ最新技術はすぐにレッスン内容に反映。

どうやって学びの時間をつくった?

一時預かりや習い事の時間を活用
受けたい講座があるときは、保育園の一時預かりや、子どもの習い事の時間を利用していました。下の子のお昼寝も貴重な勉強時間。夜、子どもを寝かしつけたあとにオンライン講座のアーカイブを見たり、学んだ技術の練習や試作をすることも。

バースデーケーキに飾るクッキーも制作

バースデーケーキに飾るクッキー製作の仕事も。

かかったお金は?

15万円程度
シュガークラフトの講座10回コースが10万円くらい。アイシングクッキーの講座3000円~8000円を数回。試作材料費、開業の参考図書費など。

得たものは?

● 月平均3万円
● 将来の選択肢
月1回レッスンをベースに、バレンタインなどのイベント月は講座回数&収入もアップ。子育てを卒業したあとの働き方の選択肢も広がりました。

趣味をきわめてアイシングクッキー講師に


大石さんの学びのコツ

夫とカレンダー共有
iPhoneのカレンダーを夫と同期し、講座を受けたい日や、試作日など情報共有。口頭でも念押しします。私がうっかり寝落ちしたときも「試作日って書いてたけど?」と起こしてくれます(笑)。

子どもと一緒に学ぶ
レッスンは休日に開催。子どもがさみしい思いをしないように、必ず材料をとっておき、あとから一緒に同じものを作ります。復習になるし、同年代の生徒さんに教えるときの予習にもなり、一石三鳥!

子どもと一緒に学ぶ


楽しむ気持ちを忘れない
新しい技術や集客など、学ぶことの多さに時々息切れすることが。そんなときは生徒さんの感謝の声や楽しそうな顔を思い返すと、また前向きな気持ちでがんばれます。

*  *  *

毎日バタバタと同じ日々を過ごしがちですが、今や人生100年時代。今後の人生をどう生きたいかを考えて、目標を決めたいものですね。

イラスト/春原弥生 編集協力/清 繭子
 
【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ23年3月号より>








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