38歳女性が3児を育てた経験をいかして保育士&ヨガインストラクターに!仕事につながる「学び」の実例

#くらし   
育児経験から保育士とヨガインストラクターを目指して

家計や自分の今後の人生を考えて、働くための第一歩として仕事につながる学びを始める人が増えています。でも時間はどうつくる? 自分らしく働ける仕事って? と悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、暮らしに役立つタイプの学びを深めている方の実例をご紹介します。

あなたに合う「仕事につながる学び」とは?

「仕事につながる学び」といっても、タイプはさまざまです。手作りアクセサリー販売などの「趣味を生かすタイプ」の人は、ワークショップで技術を磨くなど趣味を極めることが仕事につながります。「暮らしに役立つタイプ」の学びをする人は、学んだことが生活ですぐ実践でき、やる気を保ちやすいのが特長です。「収入アップに直結するタイプ」の学びは、国家資格など難易度は高いですが、今はオンライン講座など、すき間でできる勉強法も充実しています。

暮らしに役立つタイプの学びと目指す仕事

暮らしに役立つタイプの学びとは、子育てや介護、家事、不調改善など、自分の暮らしに役立って、かつ仕事にもなりそうな学びのことです。

目指す仕事は
● 保育士 ● 介護福祉士 ● 整体師
● 管理栄養士 ● ヨガインストラクター
● 整理収納アドバイザーなど

学び 暮らしに役立つ


では実例をみてみましょう↓

*  *  *

お話を聞いたのは
▷上瀧沙織さん

上瀧沙織さん

38歳。9歳・7歳・4歳の3児の母。ヨガインストラクター、子どもヨガ認定講師、保育士。オンラインや自宅、幼稚園などでヨガレッスンや「子どもの姿勢講座」を開催。不定期でベビーシッターも。
Instagram @saorij_yoga

3人育児の経験から、保育士とヨガインストラクターを目指して

「自分のため」に勉強を始めたら、家族みんながハッピーに

専業主婦だった上瀧さん。3人の育児に追われる日々に「ママだって輝ける」ところを子どもに見せたくて、末娘が1歳の頃、ヨガと保育士資格の勉強を始めました。
「この2つを選んだのは、育児疲れを救ってくれたのがヨガとベビーシッターさんだったから。子どもヨガの資格は、1回3〜4時間のオンライン講座を全6回受講。保育士資格は参考書を買い、独学で年1回の試験に挑戦。3年目で合格しました。以前は家事も育児も一人で背負い込んでいました。学び始めたら、家族が応援してくれ、人に頼れるようになり、おおらかに過ごせるように。得た知識が家族の健康や幸せに役立てるのもうれしいです」

保育士証と子どもヨガインストラクター認定証

保育士証と子どもヨガインストラクター認定証。


ヨガの練習は子どもと一緒に

ヨガの練習は子どもと一緒に。


ヨガも保育も楽しく活動

ヨガも保育も楽しく活動しています。

どうやって学びの時間をつくった?

シッターさんに預けて、限られた時間も全集中
保育士試験直前は、上の子2人をシッターさんに家で見てもらい、自分は昼寝中の娘をベビーカーに乗せてコンビニ併設のカフェで勉強。時間ごとにお金がかかるからこそ、集中できました。子どもを預けることに抵抗があったのですが、楽しく遊ぶ子どもたちの姿を見て、「もっと頼っていいんだ」と思えたのも大きな収穫でした。

子どもヨガインストラクターの勉強は育児にも役立ちます

子どもヨガインストラクターの勉強は育児にも役立ちます。

かかったお金は?

計18万円程度
子どもヨガの資格取得講座は約10万円/6回(当時)。保育士は独学のため、受験料約1万8000円×3回と参考書、そのほかコピー代、シッター代など。

得たものは?

● 月平均7万円
●「 ママ」だけじゃない自分
ヨガレッスン月4~5回、「子どもの姿勢講座」月1~2回、託児施設でのシッターとして不定期に勤務。自分に矢印を向けてみたら、毎日が充実。子どもに挑戦する姿を見せられるのもうれしい!

3人育児の経験から保育士とヨガインストラクターを目指す


上瀧さんの学びのコツ

一日のスケジュールを洗い出す
「子どもとの時間は大切にする」と決め、一日のスケジュールを洗い出し、ダラダラ動画を見る時間などむだを排除。子どもの勉強や絵本タイムに隣で勉強し、寝る前は一緒にヨガの練習を。

家事は〝まあまあ〟でOK
以前は「掃除は毎日」「一汁三菜」など「〇〇すべき」に縛られていました。食事は丼ものとみそ汁があればいい、など「すべき」をやめたら、時間と心に余裕が生まれ、家族の幸せ度もアップ。

SNS で同志をフォロー
SNSで「#保育士試験」などで検索し、保育士やヨガの勉強を同時期にがんばる仲間をフォロー。私と同じ3人育児でも、日々努力を続ける方々を励みにがんばることができました。

*  *  *

毎日バタバタと同じ日々を過ごしがちですが、今や人生100年時代。今後の人生をどう生きたいかを考えて、将来の目標を決めたいものですね。

イラスト/春原弥生 編集協力/清 繭子
 
【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ23年3月号より>








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