中国の“子育て専用車両”導入に羨望の声が上がるも意外に多い“反対派”の声

#育児・子育て   

小さい子どもを持つ親ごさんの中には、「他の人に迷惑をかけないかな」と電車で出かけるのをためらう人も少なくありません。そんな中、中国が“子育て専用車両”のテスト運行を開始したと報じられました。このニュースには日本でも「羨ましい!」と大反響が上がっています。

■中国で“子育て専用車両”を導入! 日本からは羨望の声

子育て専用車両のテスト運行を開始したのは、中国・浙江省の地下鉄。6月1日から期間限定の運用で、妊婦や子連れの乗客が対象となっています。日本もそうですが、中国でもラッシュの時間帯は妊婦や子連れの乗客にとって非常に危険でした。ベビーカーでの乗車はスペースをとってしまったり、子どもが動き回ったりして親ごさんも肩身が狭い思いをしてしまいがちですが、この車両なら他の乗客も子連ればかりのため、通常の車両ほど気にすることはありません。車内の壁も明るい緑色をベースとし、山や動物のイラストが描かれるなどとても可愛らしいデザイン。試験運用には中国の乗客からも好評の声が上がっているとか。

これには日本の子どもを持つ親ごさんたちからも反響が続々。ネット上には「こりゃあ気楽でいいね!」「日本でもやってお願い!」「通勤ラッシュ時間帯なんて電車で出かけたくてもためらってしまうけど、これがあったら怖いもんなしだ」「中国進んでるな~」「子どもが苦手な人にとっても有難いよね」と、羨ましいという意見が数多く見られました。

■親の間でも“子育て車両導入”に賛否の声

ただ、「子育て専用車両」の導入を望むかどうかは、人によって意見がわかれるよう。ネット上には導入の“賛成派”と“反対派”の意見が上がっているのですが、賛成派の人からは「よく泣く子どもを持つ身としては、子どもがぐずった時に人に睨まれたり、空いている車両を探すストレスから解放されるのは助かる」「ベビーカーで場所をとるのが悪い風潮があるから、専用の車両はぜひ作ってほしい」といった声が。

一方、意外なことに反対派の親ごさんも少なくありません。「子育て専用車両なんか作ったら、“子どもはみんなで育てるもの”という意識が薄れると思う。まるで迷惑かける子どもはそこに乗っておけって言われてるみたい」という意見が上がっていました。また中には「子育て専用車両導入したら、普通の車両に乗った時に文句言われたりしそう」といった声もあります。

子育て専用車両に対する考え方は親ごさんの中でも人それぞれ。ただ、子育て専用車両を導入する・しないにかかわらず、今よりも子育てに優しい環境になってほしいという気持ちは皆さん同じのようです。

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