年金だけじゃ生きていけない! ピンチを救ってくれたのは「好き」で始めたYouTube

#くらし   
今では登録者数が2.4万人を超える人気チャンネルに

仕事で定年を迎えたり、年金の支払いを終えたり。「60歳」って、なんとなく人生のひとつのゴール、みたいなイメージだったけれど……。
でも冷静に考えると、それって大間違い。日本人の場合、女性の平均寿命は87.6歳。ゴールどころか、まだ人生の約3分の1が残ってる!

さらに難しいのが、残り3分の1の人生は、これまでと同じ走り方ができないこと。定年後は、退職金と年金で悠々自適? パートやアルバイトでお小遣い稼ぎをすれば楽しく暮らせる? それってホント?

「60歳」って、なんとなく人生のひとつのゴール、みたいなイメージだったけれど……

『61歳、ひとり暮らし一年生』の著者であるyamaさんは30代で離婚し、子どもも独立してひとり暮らし。正社員として働いていましたが、57歳のとき、まさかの整理解雇で無職に。そのストレスから体調を崩し、再就職も難しい状況に追い込まれてしまいます。

今では登録者数が2.4万人を超える人気チャンネルに

なんとか厳しい数年を乗りきり、65歳からの受給に向けて年金の額を調べてみたところ、衝撃の事実が発覚します。

「年金だけじゃ、ぜんぜん暮らせない!」
「65歳以降の生活は年金で」とぼんやり考えていたyamaさん。節約も限界だし、住みかえも再就職も難しい。

そんな状況でyamaさんが始めたのが、YouTubeでした。でも、苦しさをはき出す手段のつもりだった動画が大バズり! 今では登録者数が2.4万人を超える人気チャンネルになっています。3羽の文鳥と暮らす日常生活の映像に添えられたyamaさんの言葉は、じんわりと心に響きます。

3羽の文鳥と暮らすyamaさん

『61歳、ひとり暮らし一年生』で語られているのは、yamaさんの半生に加え、お金、衣食住、おつきあい……。中でも元気をくれるのが、60歳でデビューしたYouTubeに関するあれこれです。

ピンチのときにYouTubeをやってみようと思ったのは、シンプルに「興味があった」から。実際に始めてみたところ、動画制作の楽しさにのめり込み、今ではすっかり夢中になれる仕事になっているとか。

人生後半、もう若くはない自分を本当に支えてくれるのは、自分が「好き」と思えること。そして、「好き」に向かって一歩踏み出すのは、いつからだって遅くはありません。

文=野口久美子

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