とりあえず置き...これが散らかりの原因だった!「迷う物」こそ、置き場を新設すべし

#くらし   

「とりあえず今だけここに…」と、なんとなく外で使ったバッグをろう下に置きっぱなしにしていませんか? 適当にぱっとものを置くクセがついていると、家の散らかりが見慣れた光景になってしまいます。

ささいなものでも、1つずつ置きやすい場所に「置き場」を設けることで、すっきりした空間がキープできるんです!『片づけ収納ドットコム』の編集長さいとうきいさんに、片づいた部屋をキープするコツを伺いました。

【置き場に迷う物1】食べかけのお菓子類

▶テーブルにお菓子が散らからないようにお菓子専用の器を用意しよう!

封を開けたお菓子、個包装などが、バラバラと机に散らかることってありませんか? 食事の支度をするときなど、いちいち片づけるのは面倒ですよね。「大きめのボウルや箱やカゴをテーブルに1つ用意して、ここをお菓子の一時置き場としましょう。散らからずに、卓上がすっきりした状態を保てます」

【置き場に迷う物1】食べかけのお菓子類

食べかけのお菓子は「またあとで食べるから」とダイニングテーブルの隅にまとめがち。

テーブルにお菓子が散らからないようにお菓子専用の器を用意しよう!

「あえてここに置いている」という定位置があることで、テーブルがすっきり! 中にポンと入れておくだけなので、無理なく続けられます。

【置き場に迷う物2】帰宅後のバッグ

▶いつも適当の置いてしまう位置に“バッグ置き場”をセット

帰宅したあとすぐに家事をしなければいけないとき、クローゼットのバッグ置き場まで、バッグを片づける余裕はないはず。「例えば、ろう下やダイニングテーブル下、キッチンの横など、ついバッグをぽんと置いてしまいがちな場所を、あえて“バッグ置き場”にしましょう。そこにスツールやカゴを置いたり、フックをつけたり。帰宅後の動線上に“バッグ置き場”があると、散らかり防止になりますよ」

【置き場に迷う物2】帰宅後のバッグ

ダイニングテーブルの脇や床にぽんとバッグや上着を置いてしまうと、散らかりやすい家に…

いつも適当の置いてしまう位置に“バッグ置き場”をセット


帰宅後、テーブルに行くことが多い場合は“バッグ置き場”をテーブルのそばに設けましょう。スツールを1つ置くだけでもOK! 「高さがある分、バッグを手に取りやすく生活もぐっと楽になります」。

ものが散らかる原因を観察してみると「行き場に迷うもの」は、けっこうあるものです。

けれども、生活する動線上に「ここに置こう、しまおう」と“置き場”があることで、迷いがなくなり、ものが散らかることを防ぐことができます。1つ1つ、正しい収納場所に戻すことより、今の生活が楽になるように、使う場所に「一時置き場」を設けて迷いをなくすことが大事。すぐに実践できて散らからない状態を保ちやすい工夫、ぜひ参考にしてみてください。

教えてくれた人▷さいとうきいさん
日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。収納テクニックや暮らしのアイディアを提案。家族3人、60㎡のマンションで快適に生活。

撮影/木村文平
文/レタスクラブ編集部T

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