避難経路として外せない「玄関まわり」。いざというときのために防災グッズ収納を見直そう!

#くらし   

突然やってくる大地震や自然災害…、いざという緊急時でも、冷静にさっと素早く避難ができるようにしておきたいものです。避難グッズを準備することも大事ですが、実は避難経路として外せない玄関まわりを常にすっきりさせておくのも、防災のための大事なこと。そう教えてくれたのは、防災士であり、整理収納アドバイザーでもある熊田明美さんです。経路を確保する日ごろの収納のコツは? 防災グッズや備蓄品を置く場合は? 災害時に慌てず、日常も快適に過ごせる収納のコツを教えてもらいました!

玄関をすっきりさせるコツ

災害時は傘よりポンチョ。傘は最低限の本数に。

台風や強風の場合、傘は飛んで凶器になることもあります。地震後の避難時に雨が降ったら、その場合も両手があくポンチョがおすすめ。ポンチョやレインコートは災害用に家族分用意しておきましょう。いっぽう、傘は家族が使える分だけあれば十分。

知ってた? 家の片づけは災害にも役立つ! 避難経路の確保と防災グッズ収納のコツ【玄関編】


■傘立てがいっぱいになってない?
割れる素材の傘立ては、避難の邪魔になります。また傘が多い場合は整理をしてスリム化しましょう。マグネットでドアにつける傘立てもおすすめです。

■靴がたくさん出っぱなしじゃない?
緊急時にとっさに靴を履けるよう、靴は出していてもいいのですが、たくさん出ていると避難のじゃまになります。1人一足ずつ、とルールを決めてそれ以外は靴箱にしまう習慣を。

■靴箱の上に割れやすいものはない?
玄関にあると便利なものは、「置く」収納よりも「つるす」収納を。またマスクなど外出時の必需品は、ドアにマグネットで取り付けるなどの工夫を。靴箱の上に割れ物の飾りなどを置くのは控え、落ちても問題ないディスプレイの工夫を!

■段ボールを捨ててない?
台風のときの窓ガラス飛散防止対策など、災害時に段ボールは役立ちます。溢れるほど保管する必要はありませんが、家の窓を覆うことができる程度の数を通行の妨げにならない場所に収納しておくと安心です。


避難時の出入りに重要な玄関。日頃の傘や靴の数を見直してスッキリさせておくことが、いざというとき、自分たちを助けてくれるならば、ぼろぼろになるまで履き潰してもなお手放せずにいたブーツ、そろそろ処分しようかな、という気になります。ぜひこの情報を参考に、家の中の不用品を見直したり、家具や家電の配置、耐震対策など、見直してみませんか?

教えてくれた人▷熊田明美さん

熊田明美さん

防災士、整理収納アドバイザー、防災備蓄収納マスタープランナー。Nicelife代表。個人向けに防災アドバイス、整理収納サービスを行うほか、各メディアでの取材対応やオンライン講座など幅広く活躍中。

イラスト/髙栁浩太郎
文/レタスクラブ編集部T

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