【若林理砂「ぼんやり不調を整える」】キーワードは「エアコン」「汗」「ストール」。暑さ対策は万全に

#くらし 
鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんに「ぼんやり不調の整え方」を教えてもらいましょう!


鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。夏至(げし)~小暑(しょうしょ)~大暑(たいしょ)=6月21日~7月23日ごろ、に始めたい“強まる暑さに整える備え”を教えてもらいます。

●お悩み/外は暑いのに、室内は冷房でヒエヒエ。体がついていきません

【室内の温度に注意して暑さを乗り切る】

6月はまだ雨の多い季節ですが、7月も後半になると、全国的に梅雨も明け、夏らしい陽気に。暑さ対策を万全にして、体調管理に努めましょう。

夏でも「エアコンの風は体に悪いから、極力使わない」という方がいますが、これは誤り。夏に体調を崩してしまう原因はエアコンの風ではなく、室内と外との寒暖差により、自律神経のバランスが崩れてしまった結果です。ですから、冷やし過ぎはよくありませんが、エアコンで室内を適温に保つことは、現代の養生では必要不可欠です。

エアコンの適温は、外気温からマイナス5 ℃がベスト。気温が32℃でしたら、室温は27~28℃くらいですね。ただし、気温があまりに高い場合は、室温は30℃を超さないくらいを目安にしましょう。

また、自律神経のバランスを整えるポイントは、汗をかくことです。日中は気温が高いので、夕方の少し涼しくなった頃に、買い物がてら散歩をして、軽く汗をかきましょう。さらにお風呂でしっかり汗をかけば、体がスッキリします。

夏は、外に出て陽の気を取り込むことが最大の養生に。部屋に閉じこもっているのではなく、活発に過ごしましょう。

●今季の養生食材

【とり肉や魚でたんぱく質をプラス】

この時期のたんぱく質は、とり肉や魚、大豆類をメインに


気温が高いので、体を温める作用のある牛肉は控えめに。豚肉は体内の湿を増やすので、梅雨の時期には不向き。たんぱく質はとり肉や魚、大豆類をメインにするとよいでしょう。

●今季の養生ワザ

【ストールを持参して冷え対策を】

電車内や出先でエアコンが効き過ぎている場合に備え、ストールなどを持ち歩いて


公共の乗り物やデパートの中は、エアコンが効き過ぎていて体が冷えることも。外出時は、首元をサッと覆うことができるストールや、手拭いを持ち歩くと安心です。すのは×。

●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

【夏至(げし)~小暑(しょうしょ)~大暑(たいしょ)=6月21日~7月23日ごろ】

一年でいちばん日が長くなる頃。梅雨明けが近づき、暑さがだんだん強くなります。暑さ対策を万全にして、体調管理に努めましょう。

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Information

教えてくれたのは:鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。新規の予約が取れないほどの人気鍼灸師。東洋医学や古武道術に精通し、独自の食事・生活指導も行なう。
若林理砂 公式ツイッター

イラスト=ねこまき 取材・文=彦田恵理子

出典:雑誌『レタスクラブ』掲載の連載「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」


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