音が持つイメージって? 音から考えて、響きがいい子どもの名前にしたい!/赤ちゃんの名づけはじめてBOOK(2)
音のイメージから名づけ
名前の音は、その人自身をも印象づけるので、とても大切です。ここでは、音から名づけるプロセスや音の印象を説明します。
人の印象をパッと決める音の響き
自己紹介するときや、人からよばれるときなど、名前を音として聞く機会は多くあります。音で名前を聞いたときに、「元気でハキハキしていそう」「おだやかでやさしそう」など、すぐにその人自身の印象につながります。名前に使われる日本語の音には、それぞれ受ける印象の傾向があります。
発音のしやすさや字面がいいかを確認
名前の音を考えてみたら、実際に声に出してよんでみましょう。大事なのが、フルネームでよぶこと。名前だけはもちろん、姓と合わせてよんだときに発音しにくくないかなどをチェックします。
聞き取りにくい音もあるので、人に聞いてもらうことも大切です。
加えて、子どもが小さいうちはかわいいと思った響きの名前でも、成長して社会に出たときに周囲の人に違和感をあたえることも。大きくなったわが子が自己紹介するところや、人からよばれるところも想像しながら、考えていきましょう。
音を考えたら、どんな字を当てるかを考えます。ひらがな・カタカナ・漢字で、字面を見たときの印象は大きく変わりますし、漢字でもどう当てるかで個性を出すことができます。
どんな字にするか考えよう
文字の種類
字面をやわらかくしたい場合には、漢字ではなくひらがなやカタカナにするという手もあります。ひらがなと漢字を組み合わせることもできます。
「まりな」の例
まりな マリナ まり菜 真理奈
文字の数
漢字でも文字の数で字面の印象が変わります。姓と合わせたときのバランスも見てみましょう。1音に対し、1字を当てるのを「万葉仮名風」といいます。漢字の意味よりも、字面の印象を大事にする場に用いられます。
「はやと」の例
1字…隼 2字…隼人 3字…羽矢人
「ひかり」の例
1字…光 2字…光莉 3字…日花里
新鮮な印象にしたい場合
定番の字面を避けることで、個性や新鮮な雰囲気を出すことができます。一つが、音の区切りを変える方法で、もう一つが定番ではない漢字を選ぶことです。その場合、読みやすい漢字を選ぶと、見た人にあたえる印象がよくなります。
音の区切りを変える
「なぎさ」の例
渚(なぎさ) → 凪紗(なぎ・さ)
定番ではない漢字を使う
「ゆうた」の例
悠太 優太 裕太 → 結太 結汰 悠詩
【著者プロフィール】
監修:HAMA
占い師。京都の「占い処Key&Door」にて、多彩な占術から悩みを解決に導くアドバイスを行う。伝統的な姓名判断と独自の命名法則を融合させて、子どもの名づけ、芸名などの名づけを行っている。
漫画・イラスト:あきばさやか
宮城出身、東京在住のイラストレーター、二児の母。著書に漫画『スパ あんこうの胃袋』(KADOKAWA)など。日常ブログ「あきばさやかの人生ケアレスミス」を日々更新中。
監修=HAMA、著・イラスト=あきばさやか著/『マンガでわかる!赤ちゃんの名づけはじめてBOOK』
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