古くからの風習などに関するハテナにお答え! 気になる名づけのギモン/赤ちゃんの名づけはじめてBOOK(6)

これから生まれてくる子のために、いい名前をつけてあげたい! でも、一体どんな名前がいいの? そう悩む人も多いのではないでしょうか。
『マンガでわかる!赤ちゃんの名づけはじめてBOOK』に出てくる夫婦も、妊娠3ヶ月で赤ちゃんの名付けに悩み始めているようです。
名前を考えるのは幸せな時間ですが、一生にかかわると考え始めるとなかなか決めきれないことも…。音の響きから、名前を書くときの画数から、イメージから…など様々な方法があるようです。
赤ちゃんのためのとびきりステキな名前を一緒に考えてみませんか?
※本記事はHAMA監修、あきばさやか著・イラストの書籍『マンガでわかる!赤ちゃんの名づけはじめてBOOK』から一部抜粋・編集しました。
気になる 名づけのギモン
古くからの風習などに関する疑問に答えます。
Q つけてはいけない名前はある?
A 姓名判断で「運勢や性格が偏る」という理由から1字の名前を避ける風習がありましたが、その特徴をよいほうに伸ばすこともできるでしょう。また、昔からの風習で「名前が『ん』で終わると、その人の運も終わる」「名前に濁音が入ると、その人の運も濁る」といわれますが、気にする必要はありません。音が気に入ってつけるというのは、名づけの重要なポイントです。「ん」で終わるとその前の音が強調される、濁音が入ると締まって力強い印象になる、といった音の効果があります。

Q 「禁止漢字」を使うのはダメ?
A 実は字源や本来の意味が不吉で敬遠される「禁止漢字」というものがあります。「愛」「幸」「正」などがそうだとされます。ただ、それを気にしない、あるいは逆によい意味でとらえて使うのがよいでしょう。たとえば「愛」は、字源から「相手を思って胸がつまる切ない気持ち」を意味し、「愛情に苦しむからよくない」とされています。反対に「それくらいの愛情を持ってほしい」という願いを込めて、あえて名前に使うというのでもよいでしょう。
Q 長男や長女以外に「一」や「太」を使うのはおかしい?
A おかしくありません。昔は子だくさんの家が多く、後継ぎや何番目に生まれた子かがわかりやすいように、数字を入れる慣習がありました。現代では、「一番を目指して」「オンリーワン」といった意味や願いを込めるために「一」を使う人は多くいます。ほかに、「太郎」は長男につけるという慣習もありますが、気にする必要はありません。まわりに気にする人がいれば、「『太』には『最上』という意味があるので、最上の人を目指してほしいと思ってつけた」と説明するといいでしょう。
Q 姓と同じ字を入れてもいい?
A 「姓名に同じ画数の文字を複数入れるのは不吉」とする姓名判断の流派はありますが、こちらも特に問題はありません。ただし、子どものことを考え、芸名のような名前にならないようにする必要はあるでしょう。

【著者プロフィール】
監修:HAMA
占い師。京都の「占い処Key&Door」にて、多彩な占術から悩みを解決に導くアドバイスを行う。伝統的な姓名判断と独自の命名法則を融合させて、子どもの名づけ、芸名などの名づけを行っている。
漫画・イラスト:あきばさやか
宮城出身、東京在住のイラストレーター、二児の母。著書に漫画『スパ あんこうの胃袋』(KADOKAWA)など。日常ブログ「あきばさやかの人生ケアレスミス」を日々更新中。
監修=HAMA、著・イラスト=あきばさやか著/『マンガでわかる!赤ちゃんの名づけはじめてBOOK』
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