「カチューシャ」の由来は?名作のヒロインに関係が!/子どもに話したい雑学(33)

「カチューシャ」の由来は海外文学のヒロインに関係があった!

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『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』33回【全56回】


「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つ、子どもをもつ親たちにぜひ知っておいてほしい教養系雑学をご紹介します。子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう“おもしろ知識”や“生活の知恵”。

学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


「カチューシャ」は小説のヒロインだった!

前頭部の髪を押えるように留めるアーチ形の髪飾りを「カチューシャ(katyusha)」という。カチューシャはロシアに多い女性の名前、「エカテリーナ(Ekaterina)」の愛称。近年では人気アイドルグループAKB48の曲名に使われるなど、日本でもなじみ深い単語だ。

髪留めの「カチューシャ」の由来になった人物が、ロシアの文豪、トルストイの作品『復活』に登場する主人公・カチューシャ。

名作の主人公が由来であるのならば、この髪留めの名称は日本のみならず世界共通なのかと思いきや、じつは日本でしか通用しない。

大正時代の人気女優、松井須磨子が『復活』の舞台公演でカチューシャを演じた際に、この髪留めを頭につけていた。その姿から「カチューシャ」という名称が定着したという。

英語圏では、単に「ヘッドバンド」と呼ばれることが多く、『鏡の国のアリス』の主人公がつけていたことから「アリス・バンド」ともいうそうだ。

監修=多湖 輝『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)

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