「ハイヒール」を流行らせたのは誰?当時のファッションリーダーとは/子どもに話したい雑学(43)

「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」
そんな時に役立つ、子どもをもつ親たちにぜひ知っておいてほしい教養系雑学をご紹介します。子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう“おもしろ知識”や“生活の知恵”。
学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!
※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
ハイヒールを流行させたのはあの皇帝だった!
女性のおしゃれな靴として知られるハイヒールだが、その歴史は意外に長く、かつて中央アジアの騎馬民族が落馬防止のために、かかとにくさび状の皮革をつけたのがルーツといわれる。
16世紀半ばには、靴底に厚みのある台を取りつけた靴「チョピン」がベネチアで生まれ、ヨーロッパ各地に広まった。
現在のハイヒールの原型が誕生したのは17世紀のこと。フランスのルイ14世がハイヒールを愛用し、当時ファッションリーダーだった貴族の男性の間で大流行するようになる。
背が高くて堂々として見えるから、というのが流行の理由だった。
特にルイ14世は身長が160センチほどしかなく、背の低さをカバーするためにハイヒールを好んだといわれる。それを見た貴族たちもハイヒールを履くようになると、それに負けないように、ルイ14世のヒールはどんどん高くなっていった。
一方、女性の間でも14世紀頃から、ドレスのスカートが膨らむにつれて、全体のバランスをよくするために高いヒールを履くようになる。そんな中、17世紀のフランス男性の間でハイヒールが流行すると、女性も長いドレスの下にハイヒールを履くことが一般化していったのだ。
監修=多湖 輝『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)
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