どうやって探す?頭金や住宅ローン借入先は?ビギナーのための住宅購入のダンドリ

#くらし   
マイホーム購入ビギナーの住宅購入のダンドリ

住宅購入を決めても買うまでにどうしたらいいのか分からない人も多いはず。「購入と賃貸どちらがいいか」や「住宅購入の“お金”について」など多くの人が抱くギモンをまとめてみました。住宅購入までの流れもチェックして、自分に合ったマイホームを見つけましょう。

※本記事は4月17日発売の「マイホームLOVE Walker 家を探す前に知っておきたい28の常識 首都圏版」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。

1. “探すプロ”に頼って情報探しをする

“探すプロ”に頼って情報探しをする

物件探しの成功の鍵を握るのが情報収集です。最近ではインターネットでの情報収集がメイン。こだわりの条件などを入力するだけで、豊富な物件数の中から希望に合った物件を検索できます。ただ自分たちだけで探すと時間がかかるので、住宅情報サイトが展開している無料相談窓口といった“探すプロ”に頼ってみるのも手です。

無料相談窓口は、家づくりの進め方や注意点、予算や住宅ローンについて、ハウスメーカーや工務店の紹介もしてくれます。忙しくて情報を入手する時間がない人や、家づくりのことを全くしらない人におすすめです。

2. 購入か賃貸かを決める

何千万円もするマイホームの購入は、その後の人生を左右すると言っても過言ではないほど、大きな買い物になるので慎重に考えたいところ。簡単に住み替えができる“自由”を手に入れるなら「賃貸」、“資産”を手に入れたいなら「購入」とよく言われていますが、どちらにもメリットやデメリットが。

「賃貸」は、ライフスタイルに合わせやすかったりトラブル時に住み替えがしやすいメリットがありますが、ずっと家賃を払い続ける必要や高齢になったら住み替えが難しい場合があるといったデメリットが。

「購入」は、住宅ローン完済後は資産になったり地域の人とのつながりが生まれるなどメリットがありますが、簡単に住み替えができなかったり固定資産税がかかるといったデメリットがあります。

大事なのは、今だけではなく、将来60歳になったときの自分の姿を想像すること。多くの人は定年を迎え、年収も大きく減る時期に差しかかっているため、そのときに自分や家族がどんな生き方をしているかよく考えることが大事です。

3. 頭金、ローン…自分に合った借り方を検討

家を買うと決めた後に一番頭を悩ませるのがお金の話。ほとんどの人が住宅ローンを利用しますが、ローンの種類も多く、内容も千差万別です。

借入先は大まかに3つ

銀行や保険会社などが提供する「民間ローン」は、審査基準が厳しい場合が多いです。

財形住宅貯蓄を行っている会社員が対象の財形住宅融資と自治体が行う自治体融資の2つがある「公約ローン」は、条件を満たすことが最低条件。なかなか厳しいのが現状です。

「フラット35」は住宅金融支援機構と民間金融機関が連携した、最長35年の全期間固定金利型ローン。返済額が一定なので返済計画を立てやすいのが特徴です。

金利タイプは大まかに3つ

「全期間固定金利型」は、借入時の金利が全期間を通して変わらないタイプで、「変動金利型」より金利は高い傾向にありますが、最後まで返済額が同じなので家計が管理しやすいです。

「変動金利型」は、金融情勢の変化に伴い6カ月ごとに適用金利が上下するタイプ。金利上昇により返済額上がるリスクもあります。

「固定金利期間選択型」は、借入時に期間を選択し、その期間は金利が固定されるタイプ。固定期間が終了した後は再度固定にするか変動にするか選ぶことができます。

返済方法は大まかに2つ

元利均等返済

「元利均等返済」は、元金と利息を合せて、毎月返済額が一定になるように計算されたもの。多くの人が選択をしていますが、支払総額は「元金均等返済」より多くなります。

元金均等返済

対して「元金均等返済」は、元金の返済額を一定にして、利息を加えて返済する方法です。当初の返済額は多いですが、返済が進むにつれて利息額も減るので合計返済額は減っていきます。

このようにローン選びは百人百様。選び方次第では総支払額が何百万円も変わってくることがあるので、じっくり検討しましょう。

4. 実現したいことをから家の姿を絞り込んでいく

3つの住宅を5つの項目でチェック!

購入するマイホームの形態は「マンション」「建売住宅」「注文住宅」の3つに大きく分けられます。

「マンション」は利便性の高さと設備の充実度が魅力で、なかにはメゾネットタイプのように一戸建のような空間になっているものもあります。

「建売住宅」は完成済み、または完成予定の建物と土地がセットになった住宅で、実際に物件を見て生活がイメージできるのが特徴です。

「注文住宅」は住空間を思い通りにデザインできるのが魅力。あらかじめ土地を持っていることが必要だったり、実際に住むまでに1年くらいかかってしまうことが多いです。

いずれも三者三様に特徴があるため、自分と家族にとっての“理想の暮らし”にふさわしいのが何かを考えることが必要です。

5. 購入が決まったら引き渡しと引き継ぎと引っ越し

購入が決まったら引き渡しまでに、ローンや税金などさまざまな手続きがあります。それらを計画的に行い、準備を整えましょう。

※首都圏の人気タウンの地価マップなど、4月17日発売の「マイホームLOVE Walker 家を探す前に知っておきたい28の常識 首都圏版」には街選びに役立つ情報が満載!


【「マイホームLOVE Walker 家を探す前に知っておきたい28の常識 首都圏版」編集部】

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