女の悩みにズバリ回答!「25歳の娘が彼と同棲を始めてしまい…」
夫、しゅうとめ、親族、人間関係、仕事……。女の悩みはいくつになっても尽きません。だからこそ、一人で抱え込まないで誰かに相談してみませんか。今回は「娘が同棲」を始めてしまい動揺を隠せない母に、作家の桜木紫乃さんがアドバイスしてくれました。
【お悩み】
25歳の娘が、交際中の彼と同棲を始めました。彼が「結婚を前提に同棲させてください」という昭和では考えられないあいさつをしに来て、勝手にやるよりは……了承しました。しかし、向こうのご両親は一度も娘に会っていないようです。こちらにあいさつとまではいかなくても、彼のご両親は息子の様子を見に行かないのかと思い主人に話してみたところ、「自分たちが育てた娘の目を信じるしかない」と。これでいいのでしょうか。(愛知県 ももこ 53歳)
【桜木さんの回答】
“僕の髪が肩まで伸びたら結婚しよう”っていう時代は、果たして終わったのかまだ続いているのか。結婚までの猶予期間、情報あふれる世の中でもやっぱり人間は一緒に暮らしてみないと分かんないんですよね。「嫁にこないか」で女心わしづかみにされて、スカッと結婚した相手が、ことばどおり純朴だとは限らない。
同棲報告は、平成時代の「誠意」なのかも。ただ、報告ごとは両家同時のほうがいいですよね。このバランスを欠くと後がたいへんよ、くらいは若い2人にそっと耳打ち。そして「自分たちが育てた娘の目を信じるしかない」というご主人、格好いいなぁ。もう娘は別の男のもんだと、男親として悟っていらっしゃる。ももこさん、ここはひとつ、哀愁漂うご主人を支えて、2人の夏を楽しんでください!
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
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