子猫に牛乳は厳禁! 子猫専用のものを与えましょう/猫と幸せに暮らすための教科書(10)

いるだけで人を和ませる力のある猫は、もはや家族の一員。元気でいるのが当たり前のように思いがちですが、猫と人はまったく違う生き物です。
私たち飼い主が準備した環境で、猫本来の自由と幸せを感じながら生きているのか? 体調に異変はないのか?
そういった猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行さんがご紹介。初めて猫を飼う人や、猫の心身の健康に配慮したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は松本勇祐著、野澤延行監修の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。
子猫には「子猫用ミルク」を
母猫がいない子猫を拾ったら、子猫用のミルクを買いましょう。生後0~3週齢では子猫用ミルクをスポイトや哺乳瓶で与えます。生後4週齢では子猫用ミルクと市販の子猫用離乳食を。生後6~8週齢以降はミルクを減らし、子猫用ドライフードと水に切り替えていきます。
まとめ
ミルクもフードも子猫専用を。子猫に牛乳は厳禁!ヤギのミルクでもOK。

ヤギのミルクは、ラクトース( 乳糖) が少なく、猫の母乳成分に類似しているので安心です。子猫のおやつにもなります。

ご長寿猫は「しっかり食べる」
食欲は元気の源。どうしたら長寿猫になれるのか? その答えは「なんでも好きなものを食べる」、つまり食に貪欲であることが長生きの秘訣なのです。食材を温めて嗅覚を刺激したり、新しいウェットフードの試食会を開いて好みの味を見つけたり。工夫してみましょう。
まとめ
ウェットフードを温めて嗅覚刺激など、飽きないための工夫を。

ご長寿猫へのアンケートでは、普段の食事で一番多いのはドライフード。手作りをしている人は、茹でたささみという結果でした。

【プロフィール】
野澤延行(監修)
1955年東京都出身、獣医師。北里大学畜産学部獣医学科卒業。東京都獣医師会会員。「動物・野澤クリニック」院長。谷中で野良猫問題およびTNRにも取り組む。著書に『猫のための家庭の医学』(山と渓谷社)、『ネコに言いたい たくさんのこと』(池田書店)、『猫と暮らせば』(集英社新書)ほか多数。
著=松本勇祐、監修=野澤延行/『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』
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