検査してたらこの状況は防げてた? 母のがん転移に、後悔と悲しみが押し寄せる/20代、親を看取る。(3)

この苦しみから逃げたくて

中学生のころ母が乳がんに。数年後に克服するも、その後がんの転移が発覚/20代、親を看取る。
『20代、親を看取る。』3回【全7回】


いずれは誰もが経験する「親の死」。多くの20代にとってまだ意識することのない問題かもしれませんが、その瞬間はある日突然やってくるもの。決して他人事ではありません。

「親を看取る」ために奮闘した辛くて幸せな日々を描き、SNSで大きな反響を呼んだ20代の会社員・キクチさん。母親の病気が判明した当初は「きっと治るはず」と信じていましたが、転院先や治療法などさまざまな選択肢を探していた中で、余命3ヶ月と告げられたそう。
「最期の時間は家族3人で過ごそう」と決めたキクチさんと父親は自宅介護を決意。慣れない介護に奮闘する日々が始まりました。

誰にでも優しくて前向きな母がなぜ? なんとしても母を助けたい…。残酷な現実と向き合いながら必死に前を向くキクチさんの姿は、「親の看取り」について深く考るきっかけをくれるはずです。

キクチさんが中学生のころ、母親に乳がんが発覚。数年後には克服して元気になったものの、ある日がんが脳に転移していることがわかり、母は娘には内緒で再び治療を受けていたのでした。主治医からの説明にモヤモヤを抱えていたキクチさん父娘は、母からの頼みもあってセカンドオピニオン探しを始めます。

※本記事はキクチ著の書籍『20代、親を看取る。』から一部抜粋・編集しました

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