Webライターを目指すならまずココから始めよう!「準備と必要なスキル」

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WEBライターを目指すならまずココから始めよう!「準備と必要なスキル」

『Webライターとして稼ぐロードマップ』2回【全7回】

「Webライターになりたいが、何から始めたらいいかわからない」「数か月頑張ったけど、なかなか稼げない」このようなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

ゆらりさんは、未経験でWebライターになり、初めは思うように報酬が上がりませんでした。しかし、9か月目に月収20万円を到達し、今ではWebライターとしての報酬だけで充分生活ができるように。

コツコツ続けて、Webライターとして月収20万円を稼げるようになるための具体的なステップを、初心者にもわかりやすく解説します。

まずは準備! Webライターの仕事について知る

まず執筆を始める前の前準備として、初心者の方向けにWebライターに関する基本情報をお伝えしたいと思います。「もうWebライターの仕事ついては十分知っているよ!」という方は、読み飛ばしていただいて問題ありません。

Webライターとはどんな仕事?

Webライターという職業は、主に企業や個人が運営するWebメディアの記事を執筆する仕事です。他にも記事の編集や校正、ネーミングなど、幅広くWeb上の文章執筆にかかわるのがWebライターの役割といえます。

メディアの運営者がWebライターを雇う目的は色々ありますが、読者に役立つ情報を届けてサービスを買ってもらうことや、運営元や商品のファンになってもらうのが基本的なゴールです。

初心者の方は、まずはメディアの記事執筆から請け負うのがおすすめです。執筆を何度かこなして、文章を難なく書けるようになってきたら、編集やディレクションなど、レベルアップしたり、YouTube台本作成など業務の幅を広げたりしていくといいでしょう。

Webライターに必要なツール

Webライターになるためには、パソコンが1台あればOKです。私自身、今はマイクロソフト社のSurface Pro使って毎日作業しています。その前はメモリが5GBしかない、比較的安価なパソコンを使っていましたが、執筆をする分にはまったく問題ありませんでした。

また記事を執筆する際は、WordやGoogleドキュメントなど、テキストツールをよく使います。そこまで重たいデータを扱うことは少ないので、スペックが低いパソコンでも仕事を始められますよ。

ただ、容量が少ないものだと感度が悪かったり、画像検索に時間がかかったりするのがネックです。Webライターはパソコンありきの仕事なので、動作が遅いととてもストレスになります。お金がないうちはスペックが低いパソコンでも問題ありませんが、稼げるようになったら、機能性が高いものに買い替えられるといいですね。

Webライターに必要なスキル

Webライターになるために、高度なスキルは必要ありません。ただ、知っておくといいことはいくつかあります。どんなスキルが必要になるのか、3つの項目にまとめました。

・日本語が書ける
・Webメディアに適した文章を書ける
・SEOのスキルがある

「えっなにそれ?」と思った人もいるかもしれませんが、最初のうちにすべてのことが必須なわけではないので、安心してください。一つずつ見ていきましょう。

(1)日本語が書ける

Webライターを始めるにあたって「私にはそんなスキルないから・・・。」と思う人もいるかもしれません。しかし、Webライターは日本語の文章が書ければ始められる、ものすごくハードルの低い仕事です。

特に初心者のライターさんには、そこまで高度な文章は求められないので安心してください。普通の日本語が書けて、クライアントのレギュレーション(執筆ルール)を守れることができれば誰でもWebライターになれます。

(2)Webメディアに適した文章を書ける

Webライターになるためには、Webメディアに合った文章を書ける必要があります。Webメディアは本とは違うため、読者のストレスを減らし、読みやすくする必要があります。

本の場合は文字がびっしり並んでいても苦になりませんが、Webの文章は適度に改行を入れないと読みにくくて仕方ありません。適度に画像を入れたり、文字を装飾したりするのも大切な作業です。

またWebメディアの記事を読む人は、内容を読みたいのではなく、自分の求める情報を見つけたいと思っています。そのため、結論を先に述べて、読者が情報を見つけやすい構成にする必要があります。

とはいえ、最初から完璧にできる人はいませんので、執筆しながらスキルを身につけていけばまったく問題ありません。

SEOの知識は必要?

(3)SEOのスキル

Webライターになるだけなら、Webメディアに適した形で、正しい日本語が書ければ問題ありません。しかし、Webライターとして収入を増やすには、SEOのスキルが必要です。ご存じの方も多いと思いますが、簡単にいうとSEOとは、Google検索をしたときに上位表示するような記事を書くスキルです。

SEOのスキルはあるに越したことはありませんが、初心者のWebライターに必須ではないと思っています。私も最初は、SEOについてほとんど勉強せずにWebライターになりました。

しかも、執筆した文章が上位表示されるかどうかは、ある程度時間を置かないと確認できません。Googleが他の記事と比較して、順位を決めるのには、最低でも数か月かかるからです。したがって、まずは仕事を受注して、Webライターとして経験を積みながら、SEOのスキルを付けていけば大丈夫です。


プロフィール
ゆらり
Webライター。会社員を辞め、未経験からフリーのライターに。1年かけて月収30万円に到達し、月商7桁も達成。著書『1年以内に月収20万を達成する! マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ』(Kindle)は、1年以上Amazonのベストセラーを継続。SEOコンテンツ制作の他、KADOKAWAの書籍編集やインフルエンサーのKindle編集などを手掛けている。


作=ゆらり

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