SNS投稿で上手に発信ができない。繰り返す試行錯誤のやりかた

忙しい毎日の中で、「やりたいことや自分の気持ちがわからない」「新しいことを始めたいけど、どうしていいかわからない」…。
そんな悩みを持っている方、「書く」ことから始めてみませんか?
書くことを習慣にすることで「大袈裟ではなく、ありとあらゆる素敵な変化が訪れる」と語るのは、ブロガー・亀山ルカさん。これまであまり書いたことがない人や、書くことに苦手意識を持っている人も、ちょっとしたコツを押さえるだけで書くことが楽しくなり、毎日に起きる変化を実感できるかも!
亀山さんが教えてくれるデジタルでの書き方、ぜひ参考にしてみてください。
SNSの発信を改善するために書いていること
投稿を始めてすぐに納得のいくものが作れたり、上手に発信できたりする人はなかなかいません。試行錯誤を繰り返して慣れることで、表現が上手になっていくものだと思います。私もそうでした。SNSで投稿を続けるうちに書き留めるようになったことを、Instagramを例にいくつかご紹介します。「SNSをやっているけど、思うようにいかない」という人がいれば、参考にしてみてください。
投稿の改善点を書く
自分の投稿を客観的に見て、投稿の改善点を書き出します。タイトルづけがうまくできないと思ったら良さそうな言葉を探してみたり、何度も見返したくなる投稿作りには何が必要かを考えたりします。投稿して終わりではなく、少し時間が経ってから見直してみると、「もっとこうしたらいいかも」というポイントが見つかるものです。

インサイトをもとにメモを取る
Instagramは、プロアカウントに切り替えれば「インサイト」といって、各投稿がどれくらいの人に見られたのか、保存数はいくつかなどを確認できる機能があります。項目は違いますが、YouTubeなどほかのSNSでも、同じように分析できるようになっています。こうした各項目を書き出して、改善点を見つけます。
例えば投稿を始めた頃、コメント数が多い順に投稿を並び替え、それぞれの投稿ジャンルを書き出したところ、1位:デスク周り、2位:ダイエット、3位:トレーニングウェアという結果になりました。また、コメントの内容を見直せば、見ている人がどんなところに共感し、いいと思ってもらえたのかを知るこができるので、それらを総合して今後の投稿作りの改善のきっかけにしました。
インサイトの指標はいくつもあり、各項目について書き出すと、いろいろと違いが見えてきます。インプレッション数、コメント数、フォロー数、保存数など、人気の投稿やそうでない投稿についての各項目を書き出してみると、気づけることがたくさんあるはずです。
仮説と次の目標を書く
インサイトの各項目について書き出すだけでなく、それらの結果をもとに仮説を立て、次に試したいことや目標も書いています。
私はアカウントを始めたての頃、美容やダイエットの話題についても時々投稿していました。それらのジャンルのリーチ(投稿を見たユーザー)数は多く、投稿の伸びは良かったのですが、ほかの投稿に比べてフォローにつながる割合が少ないことが気になっていました。
そこでアカウントを見直したところ、プロフィールには美容やダイエットなどの言葉が入っていなかっため、見てくれた人は、投稿を見るどんなアカウントか興味を持ってプロフィールを見る美容系ではなさそうなので、今後も美容系の投稿は少ないだろうと判断してフォローせず投稿を保存するのみで終わる、といった流れが考えられました。
それがわかると、「美容系の投稿を今後増やすなら、プロフィール文章にも入れる」もしくは、「美容系の投稿はせずにジャンルを絞って投稿する」などの選択肢が出てきます。その結果、私は「暮らしと勉強の工夫」を軸にすることにして、美容系の投稿は減らし、アカウントのテーマに沿った内容を増やそうと決めたのです。
このように、インサイトの結果を書き出すだけでなく、それをもとに考えた仮説を検証することで、アカウントの育成にもつながります。ぜひ試してみてください。
※本記事は亀山 ルカ著の書籍『毎日がうまくいく! 働く女子の わたしらしく「書く」習慣』から一部抜粋・編集しました。
著=亀山 ルカ/『毎日がうまくいく! 働く女子の わたしらしく「書く」習慣』
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