ストレートからハイボールまで、ウイスキーをいろいろな飲み方で味わおう/ウイスキー1年目の教科書(3)

ストレートからハイボールまで、多彩な楽しみ方ができる


この記事ではウイスキーの様々な楽しみ方をお話ししていきましょう。基本的には飲む人それぞれ自由な飲み方で良いのですが、蒸溜酒であるウイスキーは何かで割ることができ、水やソーダはもちろん、お湯、お茶、最近ではコーラで割って飲む人もいます。

では、ウイスキー本来の芳醇な香りとコクを感じるストレートからいきましょう。小さめのグラスに、300ml程のウイスキーを注ぎ、となりには大きめのグラスに氷とたっぷりのチェイサー(水など)を用意しておきます。チェイサーはウイスキーと交互に飲むことで、 口の中がリフレッシュされ、本来のウイスキーのおいしさを味わうことができます。

次に、氷で割るオン・ザ・ロックス。グラスの中の氷が「岩」みたいですよね。 氷の種類でもウイスキーの味わいは変わります。オン・ザ・ロックスはキリッと冷えた口当たりの良さが命ですから、グラスが冷えていることが大原則。ウイスキーを注ぐ前に氷を入れたグラスにたっぷり水を注いで混ぜます。グラスが冷えたら水を捨てて、改めて追加で氷を、そしてウイスキーを入れます。一番ゆっくりと溶けるのは球体に削られた丸氷です。

ハーフロックは、ウイスキーの香りと味をやわらかく引き出してくれます。オン・ザ・ロ ックスのスタイルで適量のウイスキーと水を1対1で注ぎます。ソーダやトニックウォーターでもOKです。

ソーダといえば、おなじみのハイボールという飲み方。 十分に冷やしたグラスに氷を入 れ、ウイスキー1に対してソーダを3~4の割合で。ポイントは混ぜるのは最後にマドラ ーで縦に1回だけ。炭酸を逃さないようにしましょう。実に爽快ですね。

トワイスアップは、ウイスキーを常温の水と1対1で割る飲み方です。氷も入れません。冷やしていないため、テイスティンググラスを静かに揺すれば、ウイスキー本来の香りが華やかに開きます。この飲み方を好む専門家も多いんですよ。

そして、日本ではメジャーな水割りという飲み方。これは食事中にお酒を飲む日本で生まれた飲み方なんですよ。水がウイスキーのテイストをやわらかく包み、まろやかでほのかな甘みを感じることができます。ウイスキー1に対して、水は2~2.5がおすすめ。

ミストという飲み方は、グラスにクラッシュドアイスをたっぷり入れることにより、グラスの外面が白い霧で覆われているように見えることから、その名前になったといわれています。見た目にも清涼感がありますね。表面積の大きいクラッシュドアイスだから急激に冷やすことができるのです。

寒い季節にはホットウイスキー。 取っ手の付いたグラスにウイスキーを注ぎ、3倍くらいのお湯(60°Cくらい)で割ります。 湯気と一緒に香りが立ち上がり、とてもリラックスで きる飲み方です。 レモンやシナモンなどをトッピングしてもおいしいですね。

ウイスキーフロートも面白いですね。タンブラーに適量の水を入れ、マドラーを使って静かにウイスキーを注ぐと、比重の違いでウイスキーが上に「浮く」のです。味わうほどに ストレートから徐々に水割りに変化していくというものです。

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