わが子の不祥事が発覚した取り巻きママ。不敵な笑みを浮かべるボスママの本心とは

子を持つ母親にとって「ママ友」という人間関係は、良くも悪くも避けて通れないものですよね。とくに子どもが小さいころは、母親同士の関係も濃くなりがちです。持ちつ持たれつの良い関係がある一方、今まで接したことがないようなタイプの人と関わる場合もあり、ときに深刻なトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

長女・むーちゃんの幼稚園入園を機にマイホームを構えたユウコさん夫婦。むーちゃんが幼稚園に慣れはじめた頃、ユウコさんにもミカさんという気の合うママ友ができました。さらに古株ママ・マサエさんに声をかけられたことから、マサエさんを頂点としたママ友カーストのようなグループの取り巻きママの一員になってしまったユウコさん。
しかしマサエさんの腹黒さやマサエさんに心酔する取り巻きママたちの言動に違和感を感じ、ママ友グループとの付き合い方を模索するようになります。

そんなある日、子どもたちのクラスの誰かが同級生の持ち物を隠すなどのイタズラが発覚。「このまま解決しなければ転園を…」と思い詰める保護者に対し「らちがあかない時は私が保護者会を開くから！」と頼もしい言葉を発したマサエさん。しかしその後のランチ会では「転園なんて大げさ」「被害者面ひどいよね」など園内トラブルすらネタにする始末です。ユウコさんは心底呆れ果てますが、その後むーちゃんから思わぬ真相を聞くことになるのです…。