【写真上達のヒント】ナチュラルな仕上がりを目指すなら、カーテンをレフ板として活用してみよう!/好き」を伝える 写真の教科書(6)

SNS時代に身に着けたい写真術、日本最大級のオンライン写真教室代表が教えます!
オンライン写真教室CURBONの代表で、自身もカメラマンとして活躍する武井宏員さん。そんな武井さんが伝授してくれるのは、SNSで「伝わる」写真の撮影技術です。
多くのカメラマン、カメラを学びたい人と交流がある武井さんだからこそ伝えられる技術の数々。初心者~中級者の方はぜひ参考にしてください。
※本記事は武井宏員著の書籍『撮り方の基本からSNS発信まで 「好き」を伝える 写真の教科書』から一部抜粋・編集しました。
カーテンをレフ板として活用してみよう
レフ板は光を調整するのに便利なアイテムですが、ナチュラルな仕上がりにするなら白いカーテンもおすすめ。スタジオ撮影の際はカーテンの有無と色を事前に確認しておくといいでしょう。やわらかい光を回すことができる白いカーテンですが、背景が明るいと陰影のない立体感のない写真になってしまいます。撮影の際は暗い背景を意識して撮影しましょう。

DATA:Canon EOS R5・RF24-70mm F2.8 L IS・USM・F3.2・1/320 秒・ISO400
スタジオ撮影にて、ちょうど備品としてあったカーテンにくるまってもらった。
ーPOINTー

a レフ板代わりにカーテンを使う
遮光性の高い白いカーテンは、レフ板と同じように扱うことができます。モデルが間に入れば光に包まれ、優しい雰囲気も演出可能です。
b 暗闇を用いて立体感を出す
白いカーテンを使うときに意識したいのはモデルのいる背景を暗くすること。明るい場所と白いカーテンだと立体感が薄れるので注意しましょう。
どんな場所でも白い布でスタジオへ変身
白い布を使うことでスタジオのような雰囲気で撮影できるのはまさに写真の妙技と言えるでしょう。下の作例で白い布を使った理由の一つにクロスフィルター(光のクロス筋を出せるフィルター)を使用したかったことが挙げられます。クロスフィルターによる、独特のやわらかさや光のクロスは作品をより輝かせるアクセントになります。

DATA:FUJIFILM X-T3・XF35mmF1.4 R ・F4・1/15 秒・ISO800
手に持っているのは唐辛子、色のアクセントを付けるため撮影前に買ったものを持ってもらった。
ーPOINTー
白い布による色の強調
白い布を使うとスタジオで撮ったように見せるだけでなく、色が強調されやすくなります。衣装の色が決まっているときは、特に有効な方法です。
著=武井宏員/『撮り方の基本からSNS発信まで 「好き」を伝える 写真の教科書』
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