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1学期の途中から休み続け、ついに本当の夏休みに突入。私もクラスのみんなも休み、そんな安堵感もつかの間、休み続けている罪悪感に参加できない夏休みイベントの連続。トモちゃんのストレスはさらに増してしまいます。休ませ続けても不安定な娘の様子に焦ってしまいますが、のんびり過ごせるだろうと実家への帰省を計画した野原さん。不登校のことを知らない実家メンバーのあたたかい出迎えもあり、やっと夏休みらしさを満喫するトモちゃんでした。
この後もゆっくりと見守る姿勢で不登校の娘と向き合っていった野原さん。たくさんの大人たちが見守る中で、次第に状況が変化していくのですが、その時のお話を野原さんにうかがいました。
「親としても『不登校』という選択をするには出口のないトンネルに入っていくような不安を感じると思うのですが、出口までこんなだったよ〜という体験談があれば不安が和らぐのではないかと期待を込めて描きました。
当時、校長先生が早く教室に戻そうと焦る私に『お母さんはただ笑ってそばにいるだけでいいんです』って言っていたのは本当だったのだなと改めて思いました。また、当時の夫が一切娘のことを責めないでくれたことが本当によかったと思っています。 あの時責めないでいてくれたから今でも父娘関係がとても良好であるのだと思います」
焦らず見守る。なかなか難しいことですが、大切な子どもが登校拒否をしたら、「SOS」が出ているという事。子どもに寄り添う気持ちが大切なのかもしれません。
著=野原広子/『娘が学校に行きません』
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