「別れるつもりなら帰せない」逆上した彼氏はフォークを私の鼻に突き出した/メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話(1)

『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』より

『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』より

『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』より


こうして、大きな怪我を負って病院に搬送され、一命をとりとめたかりんこさん。この後、事件のショックから原因不明の記憶障害に見舞われるなどの困難もあり、ケガも完治するまでには実に6ヶ月を要しました。そして警察の事情聴取、加害者の親族との示談交渉など、さらに壮絶な経験に直面します。

親身になって治療を続けてくれた主治医や、匿ってくれた隣人のぴょんすさんやナツさんのおかげで、心身ともに回復して現在は平穏に暮らしているかりんこさん。壮絶なエピソードではありますが、「もしこんな状況に陥ったらどう行動すべきか」を考えるきっかけを与えてくれます。

このように明らかに救急車を呼んだり警察に通報したりすべき状況ですら、「こんな痴話ゲンカで呼んでいいものなの?」と考えてしまい、冷静に判断することは難しくなります。パートナーからの暴力に悩んだら、まずは第三者に相談しましょう。
「DV相談ナビ #8008(はれれば)」では全国共通の電話番号で、最寄りの相談機関の窓口に電話が転送されます。また 「DV相談+」 でも、24時間メールや電話、チャットで相談を受け付けています。

番外編:ナツさんとの初対面

『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』より「ナツさんとの初対面」

『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』より「ナツさんとの初対面」

この時の出会いが後々かりんこさんを救うことになりました。
助けられることになるとは、この時は思ってもいなかったはず。人とのつながりの大切さを思わずにはいられないですね。

※本記事は前田 シェリー かりんこ著の書籍『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』から一部抜粋・編集しました。

著=前田 シェリー かりんこ/『メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話』

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