くっつき魔だったのは寂しかったから?子守りが当たり前になっていた中学生の姉/家族、辞めてもいいですか?(7)

機能不全家族とは、家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトなどが恒常的に存在する家族のこと。その際、ダメージを受けるのは家庭内で弱い立場にある子どもであることが多いと言います。
オシャレで綺麗、いつも堂々としている母が大好きで崇拝していたという魚田コットンさん。しかし、父親はほとんど家に帰ってこず、母も仕事で不在がち。兄は荒れて暴力をふるい、姉がたった一人でコットンさんの面倒を見るという「異常」な家庭環境でした。幼いコットンさんにとってはそれが「普通」のことで、自分の家が機能不全家族と呼ばれる状態だったことに気づいたのは大人になってからだそう。ネグレクトや家族間不和が、子どもにとって悪影響を及ぼすものであることは想像にかたくありません。
コットンさんが小学生になると、母は仕事で不在がちになり、平日は姉と2人きりで過ごすことが多くなったそう。コットンさんとお姉さんがどんなふうに過ごしていたのか見てみましょう。
※本記事は魚田コットン著の書籍『家族、辞めてもいいですか?』から一部抜粋・編集しました。



お姉さん自身もまだ中学生で、大人から守られる存在。それにも関わらず、小学生の妹の面倒を見て、大人がいない家で過ごす。お姉さんにとってはそれが「普通」になってしまっていて、不満や不安を言えないような状態だったのかもしれませんね。
著=魚田コットン/『家族、辞めてもいいですか?』
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