東京ディズニーリゾートの40年を振り返る。ポップコーンバケット、パークマップ、終了したレストランまで――ディズニーファン必読の一冊が誕生
家事に育児に仕事に…私たちの毎日にはやることがたくさん! 長らく本を読んでいないな~という方も多いのではないでしょうか。
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今回は、話題の書籍『東京ディズニーリゾート クロニクル40年史 (My Tokyo Disney Resort)』をご紹介します。
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1983年4月に開業した東京ディズニーランドは、今年40周年を迎えた。東京ディズニーシー、ホテルや交通機関であるディズニーリゾートラインも開業し「東京ディズニーリゾート」となった現在も「夢のかなう場所」として進化を続けている。
そんな東京ディズニーリゾートの40年を振り返る特別ムック本『東京ディズニーリゾート クロニクル40年史 (My Tokyo Disney Resort)』(講談社)が発売された。そこには、ページを捲るたびにあの時のあなただけの記憶が、そしていつか特別な場所にしたいと憧れる人の心を揺さぶる時間が圧縮されている。
本書では1983年から2022年までをたっぷりページを割いて振り返っている。そこには、その年に実施されたイベントや発売されたグッズ、オープンしたアトラクションなどがまとめられている。

パークへ行ったあの頃を思い出し、そのページを開いてほしい。懐かしい気持ちとともに記憶の引き出しが開き、思い出が溢れ出してくる自分に驚くはずだ。
さらに本書には、記憶を呼び起こす仕掛けがいくつもある。そのひとつが「ポップコーンバケットクロニクル」である。時期によって販売される種類が変わるポップコーンバケット。年代を超えて一堂に集まったバケットを見ることができるなんて贅沢すぎるだろう。

他にも、ボロボロになるまで使うあの地図(パークマップ)の変遷も見ることができる。アトラクションの移り変わりを振り返ると、あの時を誰かと語りたくなるはずだ。
レストランで現在は販売終了してしまったメニューの数々が紹介されたコラムも必見だ。味は思い出、なのだから。

しかしなぜ、東京ディズニーリゾートで過ごす体験というのは、こんなにもプレシャスな思い出として残るのだろうか。そのヒントが本書に掲載されている、(株)オリエンタルランド代表取締役社長 吉田謙次氏のインタビューにあった。
それは「東京ディズニーリゾートが、ゲストとキャストの笑顔があふれる場所であり続けたい」という言葉だ。
キャストとゲストという関係はどこか仲間意識があるように感じたことはないだろうか。この交流が生み出す繋がりこそ東京ディズニーリゾートの高いホスピタリティの源ではないだろうか。
オンラインのコミュニケーションが当たり前になった今、人と人の触れ合いが心地よいこのアナログな空間に、我々はますます価値を見出すはずである。

振り返ってみると、40年という歳月の中で東京ディズニーリゾートはただその瞬間を楽しむテーマパークではなく、人生に寄り添うテーマパークへとその存在を高めている。この先50年、60年、その先と続いたその時に、また自分の人生と重ねて振り返ってみたい。思い出は、いつまでもあの美しい城とともにあるのだ。
執筆=ネゴト / Micha
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