「二人目のママ」が母の唯一の支えだった?「ヤングケアラー」だった小学生長女の苦悩

本来大人が担うべきケア責任を子どもが引き受けているヤングケアラー。令和2年に厚生労働省が行った調査「ヤングケアラーの実態に関する調査研究」 によると、世話をしている家族が「いる」と回答したのは小学6年生で6.5%、中学2年生で5.7%、高校2年生で4.1%、大学3年生で6.2%という結果でした。ヤングケアラーは教育が受けられない、同世代との関係が築けないというだけではなく、心身の健全な発達に影響を及ぼすことがあり、大きな社会問題として注目を集めています。
4人姉妹の長女である五月さんが「ヤングケアラー」としての道を歩み始めたのは小学生のころ。借金を重ね、常に不在がちな父親の分、母親は日夜働き続け、必死で家庭を守っていました。そんな母親の姿を受け、五月さんは小学生ながら妹たちの「二人目のママ」として、保育園の送迎や家事の手伝いなどをしていくことになります。
幼いころから親に甘えることができず、「イイ子」でいることを強いられた五月さん。彼女のせめてもの現実逃避は幼い自分と同じ姿をしたもうひとりの人格「サツキ」と、心の中で対話をすることでした…。
そして、五月さんのある行動がきっかけで、母親は離婚を決意することになるのです…。
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