50歳からのひとり旅で新たな楽しみが見つかる! 山脇りこさんの「旅のルール5か条」
「これから老いていく中でもいろいろできる人でありたいし、ごきげんでいたい」と考えた料理家の山脇りこさん。思い切って挑戦した「ひとり旅」は、その両方をかなえてくれるそうです。ひとり旅を楽しむための「旅のルール5か条」をお聞きしました。
教えてくれたのは▷山脇りこさん
料理家。長崎県出身。東京・代官山で料理教室リコズキッチンを主宰。国内外の市場や生産者を巡り、食べて作る旅を最上の愉しみとしている。『明日から、料理上手』(小学館)ほか著書多数。初の旅エッセイ『50歳からのごきげんひとり旅』(だいわ文庫)は10万部超の大ヒット。
山脇りこさんの旅のルール5か条
(1)気ままに歩く
旅先の街を暮らしているように見たいから、とりあえずの目的地ややりたいことを決めたら、その間を気ままに歩いて楽しむ!
(2)公共交通機関を使う
移動の基本は「徒歩」! 難しい場所なら、バスや電車、地下鉄など公共交通機関を利用して、ひとりでタクシーには乗りません。
(3)疲れたら休む
ひとりの旅で体調を崩すのは避けたいから、疲れたら早めに休憩。すてきなカフェに入るなど、「休むこと」そのものを楽しんで!
(4)無理な冒険はしない
公共交通機関で行きにくいところは無理に行かない、夜は出歩かない……。何歳になっても旅にリスクはつきものだから安全第一で!
(5)ポジティブでいる
イヤなことがあってもへこまない、怒らない。できるだけおおらかな気持ちで、ゲーム感覚で、気持ちを楽しいほうに向けていく!
ひとり旅は無理しなくていい
「旅慣れる必要なんてないし、とにかく無事に帰ってくるのが何よりすてきなこと。私はビビりなんで用心深いし、無理だと思ったことはやりません」と山脇さん。旅の途中で帰りたくなってしまったら、旅自体をやめて帰宅してしまったってOK。自分の好きなようにいつでも予定を変更できるのが「ひとり旅」のよさなのだから。
* * *
「ひとり旅」は、誰かに合わせることもなく自分の思うがままに過ごせる時間なのですね。身構えず、無理のない範囲で始めてみると、新たな発見が見つかるかもしれません!
写真提供/山脇りこ 取材・文/荒井理惠 デザイン/高橋倫代
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Information
<レタスクラブ ’23 9月号より>
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