おじさん風薄毛男性がアイドル級の超イケメンに大変身! SNSで大バズリ中「ハゲメイクの人」に突撃インタビュー

彗星のように現れたメイク系ティックトッカー西村健太さんをご存知ですか!?
薄毛男性がメイクとウィッグとファッションの力で驚きの大変身をする動画が話題となり、2023年6月13日にTikTokを開設して以来、約3か月という短期間でTikTok 5.1万人、インスタ4.6万人のフォロワーを獲得。超話題の「変身インフルエンサー」なんです。

その変身っぷりは一度見たら忘れられないほどのインパクト!
メイクとウィッグを変えることで、様々な路線のイケメンに変身していくのですが、ナチュラル系イケメン、やんちゃ系イケメン、韓国風イケメン…などとにかく「全方面のイケメン好き」に刺しにくるので、それぞれの変身姿にファンがいるというのも頷けます。
SNS上では「メイクが凄すぎる!」「何百回でも見れる!」「髪の毛とメイクでこんなに変わるなんて…」「男性がメイクしてこんなにかっこいいって思えるとは…」「整形級」というコメントがあふれていました。さらには、
「西村健太さんっておじさん? 若いお兄さん?わからないけど気になる!」
という声も…。
確かにビフォー画像は薄毛の男性で年齢不詳…。なのに変身後はアイドル級の超イケメン!
一体何者なの~⁉ということで、今話題の西村健太さんに直撃してみました!
「ハゲてますって振り切っちゃった方が面白い」ハゲメイク誕生秘話

――ビフォーアフターのギャップが衝撃的ですね。特にアフターの魅惑的なイケメンっぷりには心臓を撃ち抜かれました!

西村健太さん:ありがとうございます。TikTokを初めて2週間ちょっとの頃に上げた動画がかなり伸びて、ありがたいことに2万人くらいフォロワーさんが増えました。
――人気急上昇中の西村さんですが、もともとは別の動画投稿をされていたとか。
西村健太さん:ハゲメイクの動画を始める前は、幼馴染と一緒にBL(ボーイズラブ)風の動画を作っていて、TikTokやYouTubeに投稿していました。フォロワー数もTikTokが20万人、YouTubeが5万人くらいまで伸びていたのですが、YouTubeのセンシティブ規制が年々厳しくなってきて…。ある日動画を上げたら突然アカウントがバンされちゃったんですよ。朝起きたら「アカウントねえ!」って(笑) そこから活動頻度が落ちていき、空いた時間で昔からやりたかった変身動画を上げてみたら思わぬ反響を頂きました。
――「ハゲメイク」とはかなり思い切ったネーミングですよね。
西村健太さん:髪の薄い男が化粧で変身する時に、一番わかりやすいワードって何かな?と考えて「ハゲメイク」が誕生しました。メイクの過程を撮るだけなら他にも結構やっている人がいるし、もう「ハゲてます」って振り切っちゃった方が面白いかなって。
――動画が一気に広がって反響も大きかったと思いますが、今の心境は?
西村健太さん:2ヶ月前までインスタのフォロワーが1000人程度だったので急増っぷりに驚いています。「〇〇に似てる」みたいなコメントをよくいただくのですが、変幻自在な存在として見てもらえるのがすごく嬉しいです。あと、男性から「これ見てメイクを初めてみようと思いました」と言ってもらえるのもありがたいですね。

ニキビ隠しから始めたメイク道。YouTubeのメイク動画が教科書に

――現在26歳の西村さん。メイクはいつ頃から始めたのでしょうか?
西村健太さん:17~18歳の頃は自分の顔を直視できないくらいニキビが酷かったんですよ。高三の終わり頃から、やっぱりちゃんと治療したいと思って、皮膚科に通うようになりました。そして、その頃からニキビ跡を目立たなくするためにコンシーラーやファンデを塗り始めたんですよね。それが僕のメイクの始まりです。
――最初はニキビ隠しからスタートしたのですね。ファンデを塗るようになって、次に着手したのは?
西村健太さん:ファンデを塗り出すと、他の部分もやってみたくなり、アイシャドウや鼻のシェーディングを試してみました。目と鼻って印象がガラリと変わるパーツですからね。

――メイクのテクニックはどこで学んだのですか?
西村健太さん:教えてくれる人が身近にいなかったので全部YouTubeのメイク動画から学びました。母や友達にも「これはどう?おかしいかな?」って聞いたりしながら。母があまりメイクをしない人だったので、「メイクは女性がするもの」という意識がもともとなくて、男性である自分がメイクすることに戸惑いはありませんでした。
薄毛にニキビ…コンプレックスを強みに変えた考え方とは?

――動画では薄毛であることを全面に押し出していますが、悩んだことはなかったですか?
西村健太さん:昔はめっちゃコンプレックスでした。18歳くらいの時に母親から枕についている抜け毛を指摘されて…。20歳の頃にはAGA治療にも行ったし、ヘアスタイルで誤魔化そうとして髪の毛を思いっきり前に流したりしてましたね。今から思えばマリオのキラーみたいになってたんじゃないかな(笑)。
そんなとき、毛量が多くてアフロのようになっていた友達が、バイト先の店長に「髪の毛を切るかまとめるかしてくれ」と言われ、切りたくないからってウィッグを被って行ったんですよ。その時初めて自然体でウィッグを被っている人を見て、これいいじゃん!と思ったんです。実際に被ってみたらしっくり馴染んだので、2個3個とウィッグコレクションが増えていきました。

――西村さんの悩みは物理的にウィッグを被ることで解消されていったのですね。
西村健太さん:そうですね。何か問題がある時に、それを解消しないことにはコンプレックスもそのままじゃないですか。でもウィッグをつけてなんとかなるんだったらそれはもうコンプレックスじゃない。目が悪くてもメガネをかけて見えるならそれでいいじゃんみたいな感覚です。だからいつまでもそこで悩み続けるのは違うし、ウィッグを被ることで自分の好きなように変われるなら、むしろ楽しみにすらなりますよね。
あと、普通にウィッグで生活していると、外した時にボケをかまして面白い感じにもなりますし(笑)。

――それは素敵な考え方ですね。コンプレックスを抱えて悩んでいる人にアドバイスがあればお願いします。
西村健太さん:コンプレックスって自分の幅を広げてくれるものだと思っています。僕は現在進行形でハゲてるし肌荒れもするけど、一つ一つ対策して解決していくことは楽しいし、結果的に自分のことが好きだと思えればそれは幸せなことですよね。
僕は小中学生の頃いじめられてて、高校も一回辞めて入り直してるんです。でも、そういう過去がある故に今の考え方に繋がっているのなら、悪いことばっかりじゃないよなって思えるんですよ。

――最後に今後の活動の予定や将来の夢を教えてください。
西村健太さん:TikTokの動画を今まで通り上げていくことに加えて、余裕ができたらYouTubeもやっていきたいと思っています。将来の夢としては、メイクやアパレルの商品展開ができたらいいですね。レディースの化粧品だと男性の肌の色味に合うものがなくて困ることも多いので、そういうニーズを汲み取るようなブランドを作ってみたいです。

***
コンプレックスを強みに変えて、多くの人の心を鷲掴みにしている西村さんの変身動画。メイクの力に感動するのはもちろん、自分ももっと変われるかも!と勇気が出てくること間違いなしです!
取材・文=宇都宮薫
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