「いつもとちょっと違う」がポイント!脳科学者に学ぶ「脳を若返らせる習慣」とは?

加齢とともに脳の老化が進む人とそうでない人がいますが、脳科学者の西 剛志先生によると、それは「日々どう過ごすか」で違ってくるそう。ふだんと違う新しい行動や環境を日々取り入れることは、脳にとってプラスの働きに。とはいえ、難しく考える必要はありません。買ったことのないお菓子を買ってみる、見たことがないテレビ番組を見てみるなど、ささいなことでOK! 西先生おすすめの「脳を若返らせる習慣」をご紹介します。
教えてくれたのは▷西 剛志先生

脳科学者。2002年に東京工業大学大学院にて博士号を取得後、特許庁を経て独立。脳科学の観点から、うまくいく人とそうでない人の違いを研究。著書は『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)ほか多数。
西先生が実生活で実践している3つの習慣
ふだんは見ない恋愛映画を鑑賞
動画配信サービスを利用するときに、あえて自分では選ばない恋愛映画をたまに選んでみます。期待しないで見てみると、すごく有益な発見があったりします。
外食では新メニューに挑戦
いつも頼むお気に入りのメニューではなく、あえて食べたことのないメニューに挑戦。好みの味じゃなくて失敗することもありますが、それでも脳活としておすすめです。
妻の選ぶ洋服を着てみる
妻がすすめるものをどんどん着るようにしています。自分の好みだけに偏ると、頑固になりやすいので、人の意見を取り入れることは脳の老化対策に必須です。
大きな変化は脳にとっては恐怖になりますが、ちょっとした変化を取り入れることを意識するだけで変わっていきます。例えば、いつもと違うメーカーの牛乳を買ってみるなど、今までは選ばなかったことをやってみると、脳にはいい刺激となります。
「いつもと違う」がキーワード

□ 通勤路や駅までの道順を変えてみる
□ 反対の足から靴を履いてみる
□ 知らないお店に入ってみる
□ 食事をする場所を変えてみる
□ エレベーターではなく階段で上がってみる
□ 髪形を変えてみる
□ スマホの待ち受け画面を変えてみる
□ 着たことのない色の服を着てみる
□ ネイルやリップの色を変えてみる
□ なじみのないジャンルの音楽や動画に触れてみる
□ 枕の位置を変えてみる
□ いつもと違うバッグを使ってみる
□ 家の芳香剤を変えてみる
□ 違うメーカーの食品を買ってみる
* * *
西先生おすすめの「脳を若返らせる習慣」は、難しいことではなく簡単でささいなこと。でも、日々の生活を振り返ると、同じ商品を買い、同じ化粧をして同じジャンルの音楽や映画を見ている…。自分がいつも同じことをしていることに気づかされました。まずは早速、反対の足から靴を履いてみようと思います!
イラスト/さかがわ成美 編集協力/森田有希子(smile editors)
文=徳永陽子
Information
<レタスクラブ ’23 10.11月号より>

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