【ジークフリートのねこ】ねこはまだ知らない! 手に入れた無敵な体の弱点とは/ねこむかしばなし(7)
作品の元となったお話も解説! みんなが知ってる古今東西の昔話に、ねこが登場したらどうなるの?
赤ずきんちゃん、シンデレラ、一休さん、浦島太郎。そんな数々の言わずと知れた有名な物語も、ねこが加わっただけでひと味違った展開に。原作では悲劇でも、ねこが登場するだけでゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?
元の神話や名作についても改めておさらいしながら、ねこが加わる新たな展開の物語をぜひお楽しみください。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。
◆ジークフリートのねこ
◆元となったむかしばなし
ジークフリート伝説
むかしあるところにジークフリートという男がいました。
ジークフリートはとても腕がたち、誰にも負けたことがありません。ある日、ライン川に悪い竜が暴れ回っているという噂を聞いたジークフリートは勇敢にも竜退治に出かけます。竜を倒すことに成功したジークフリートは、その時に浴びた竜の血のおかげで無敵の体を手に入れました。
しかし、その時ちょうど葉っぱが背中についていたため、背中の一部分だけが弱点となっていたのです。後年、痴情のもつれから恨みを買っていた彼は、森で不意打ちを受けた際に偶然その弱点を刺されてしまい、あっけない最後を迎えてしまうのでした。
◆キューピットのねこ
◆元となったむかしばなし
キューピット伝説
キューピッドは愛を司ると言われている天使です。
キューピッドが持っている矢に打たれた人は強制的に恋をしてしまったり、逆に100年の恋に冷めてしまったりします。怖いことに、人の恋心を自由に操れる能力をもっているにも関わらず、キューピッドはいたずら好きです。人間が燃えるような恋をしていたかと思えば急に別れてしまうのも、キューピッドの気まぐれのせいとも言われています。
ただ、しっかりと仕事をしていないとさらに上の存在である神様から怒られることもあるようで、誰もがみなくっついたり離れたりを簡単にしていないのはその神様のおかげかもしれません。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』
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