受験生にとっての勝負の夏。ついつい他人と比較してあせったり、ストレスが溜まったり、思うようにいかず壁にぶつかってしまいそうなときもありますよね。そんなときに読むと、やる気がわいてきて、試してみたくなる、まさに受験生のためのサプリメント本を紹介。

オリエンタルラジオの中田敦彦さん・著『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』は、インターネット上の【スタディサプリ】で、受験生たちの悩み相談に応えていた内容を大幅に加筆して書籍化したもので、勉強大好き芸人あっちゃんがいろいろな悩みに「超」が付くほど本気で向き合ってます。

もちろん受験勉強だけでなく、仕事の面や家族との付き合い方にも通じるものがあります。社会人、親御さん、さまざまな人の心に響く言葉がたくさんあるので、今やっていることに疲れたり、悩んだり、意味を見出せなかったりしている人にも非常にオススメ!

やる気が出ないときに、気持ちを前向きにするコツはありますか?

Q.医学部志望の宅浪生です。得意科目の勉強はがんばれる一方、苦手科目や自力で解けない問題を前にすると集中力が途切れ、好きなことをやりたくなってしまいます……。また、気持ちの波が激しく、やる気が出ないときは何も手につきません……。モチベーションを維持させる方法や、やる気が出ないときに気持ちを前向きにするコツはありませんか? (浪人生・男子)

A.まずは志望校を見学しよう!

受験の悩み相談で一番多いテーマって、モチベーション関連なんだよね。まずは苦手科目との向き合い方から考えようか。

この夏休みに親子で読みたい! オリエンタルラジオ中田敦彦さんの本はまさに「人生の指南書」! 画像(1/5) 苦手科目がモチベーションアップの鍵を握る

受験はスポーツや芸能と違って、長所を伸ばすことより短所をなくすことが求められるゲーム。だからすべての教科で80点を叩き出せる人が有利で、得意科目は90点、苦手科目は50点という人は不利なんだ。でも、少し視点を変えてみてほしい。苦手科目には点数が低い分だけ“伸びシロ”があるんだよ。得意科目を5点伸ばす労力があれば、苦手科目を20点は伸ばせると思う。どう? ちょっとやる気が湧いてこないかな? 勉強は成果が得られるほど楽しくなるもの。苦手科目をがんばって成長を実感できれば、受験勉強のモチベーションはさらに高まっていくはずだよ。

次に、やる気の波が激しいことについて。

浪人中はメンタルが不安定になって当然だよ。特に序盤は敗北感や挫ざ 折せつ感のコントロールが大変だと思う。で、「やる気は出ないけど、ムダな時間を過ごしている場合じゃない……」なんて自分を追い込んじゃう。だけど、オレから言わせれば、家に引きこもっているほうがよっぽど非効率だし、不健全! 受験勉強のスケジュールをギチギチに組んでいるのなら、定期的に休みを入れるようにしないと。気持ちがふさぎ込まないためにも、たまには思いきって旅行したり、テーマパークに遊びに行ったりしてみたら? 浪人中に積んだ人生経験が、社会に出てから生きてくることだってあるしさ。

この夏休みに親子で読みたい! オリエンタルラジオ中田敦彦さんの本はまさに「人生の指南書」! 画像(3/5) 「苦手科目ほど点数を伸ばしやすい」と考えればやる気が出る!

あっ、そうだ。フラッと外出するなら、志望校の下見に行くのがオススメ! オープンキャンパスがベストだね。大学側もエンタメ性を交えて丁寧に学校紹介をしてくれるから、予想以上に楽しいと思う。大学に行ってさ、実験室を眺めながら「ここで優秀なヤツに囲まれながら、実験するのかも……」とか「ノーベル賞を受賞するヤツが出てきたりして……」なんて想像を膨らませれば、かなりモチベーションが高まるって。それで、キャンパスの写真をたくさん撮ってケータイの待ち受けにでもすればいいんだよ。志望校の写真を見れば、いつでも気持ちが刺激されるから。とにかく引きこもりだけはやめようぜ!

どうしたら素直になれますか?

Q.どうしたら素直になれますか? 友だちや彼氏とケンカしたときに絶対に自分から謝れないし、つまらない意地を張ってしまいます。(高1・女子)

A.素直になれないっていうなら、伝え方を工夫してみて! 早く謝ってしまったほうがいい

ワイドショーでも「夫婦ゲンカしたとき、どっちが先に謝る?」なんて話題にあがっているのを見るから、これは大人も悩まされる問題なんだろうね。オレの場合、夫婦ゲンカのときはすぐ謝るし、謝りたいのに謝れないことってないんだよな……。こっちが先に謝れば、相手も謝りやすかったりするしね。意地を張るよりも、先に謝ったほうがいいことっていっぱいあると思う。謝ってみるとわかるんだけど、自分が絶対に悪くない状況って、実はないんだよ。先に謝ると自分の悪いところに目が向くんだよね。ちゃんと反省できるから、まず謝るというのは自分の成長にもつながるはず。

この夏休みに親子で読みたい! オリエンタルラジオ中田敦彦さんの本はまさに「人生の指南書」! 画像(6/5) 早く謝ってしまったほうがいい

それに、何日も怒っているのって大変だと思うんだ。ずっと怒っていることでエネルギーを使うくらいなら、早く謝ってしまったほうが自分のためにもなるんじゃないかな。でも「素直になれない」って自分で思っているのだから、それは頭ではわかっているのか。わかっていても素直になれないっていうなら、伝え方を工夫してみたらいいかもね。

相手に自分の気持ちを伝える方法って、言葉だけじゃないと思うんだ。むしろ、言葉にするとウソっぽく聞こえてしまって、態度で表したほうがいい場合もある。たとえば謝りたい相手がぶどうジュースが好きだったら、黙ってその人にジュースをそっと差し出すだけで、「ごめんね」って伝わらない? うまく口で言えないときは、別のメッセージの伝え方があると思う。

この夏休みに親子で読みたい! オリエンタルラジオ中田敦彦さんの本はまさに「人生の指南書」! 画像(10/5) まず自分から謝ってみよう! うまく言葉にできないなら、文章で伝えるのもアリ。

告白するときも、手紙とかメールで伝えることもできるじゃない オレ、高校生のときに好きな子を急に呼び出して「好きです」っていきなり告白したことがあるんだけど、今思えばなんて迷惑だったんだろうと思う(笑)。そんなふうにしなくても、相手を困らせずに好きだと伝える方法はいくらでもあるのにね。

たとえば「今度の休みはあいていますか?」とか「もし暇だったらどこか遊びに行きませんか?」とか。それだけで相手に興味があるんだって伝わる。同じように、「ごめん」という気持ちも、はっきり言わなくてもうまく伝えることができると思うんだよ。


いかがですか? 『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』には、このほかにも、「合格」ではなく「大合格」の人生を歩めるよう、あっちゃんの熱い想いがぎっしり詰まっています。この夏休みにぜひ読んでみて。