寒さ知らずに過ごしたい!東洋医学のワザで「体を内側から温める」生活術
お風呂で温める

「寝る1時間前の入浴は、体を芯から温めるだけでなく、質のよい睡眠を得るために欠かせません。長い時間でなくても、顔にうっすら汗をかくくらいまで湯船に肩までつかりましょう。汗が出れば、体温が1℃上がったサインです」
【温め入浴法】
・湯温は41~42℃
・肩までつかる
・ 汗が浮かんでくるまで(目安は10分)
シャワーの人は

洗面器でくるぶしまでつかる足湯をして、下半身を温めて。
もっと温め効果を狙うなら「入浴前にスクワット」

入浴前に下半身の筋肉を刺激するスクワットを行なうと、代謝アップ&さらなる発汗が期待できます。
ツボで温める
「ツボ押しは気の流れをよくして血行を促し、体の冷えを改善してくれます。冷えを感じたら体を温めるツボを押しましょう。押すのが面倒くさいときには、ツボのある場所を温めたり、さすったりするだけでも温め効果があります」
【押し方のコツ】親指の腹で垂直に息を吐きながら押す
ツボに親指の腹をあて、息を吐きながら垂直に押して、吸いながらゆっくりと力を緩めます。これを3~5回繰り返したら、反対側も同様に。痛気持ちいいくらいの力で押すのが目安です。
合谷(ごうこく)

手の甲を上にして、親指と人さし指の骨のつけ根がぶつかるところの少し上で、人さし指側にある。
太衝(たいしょう)

足の甲の親指と人さし指の骨が交わる少し前。反対の足の指やかかとで押しても。
湧泉(ゆうせん)

土踏まずのやや上にある中央のくぼみ部分。ゴルフボールを転がして刺激しても。
3首で温める

「東洋医学では首、手首、足首の3首は熱が逃げやすいポイントといわれ、冷えに効くツボがたくさん集まる場所。また皮膚の近くに太い動脈が通っているので、温めると血液が全身を巡ります。3首の防寒対策はしっかりと!」
【+αテク】腹巻きをすれば完璧!
腸など内臓のあるおなかを温めると、効率よい体温アップが期待できます。理想は24時間365日の腹巻き着用。いつでもおなかを冷やさないで。
食べて温める
「黒や茶の濃い色や、赤・オレンジなどの暖色系の食べ物は体を温める陽性食品。いつもの食事に根菜や豆類、七味唐辛子などのスパイスやねぎなどの薬味を加えて。体を冷やすコーヒーもシナモンを振りかければ温めドリンクに」
温め食材を加えよう
●根菜・豆類

●薬味

●スパイス

ティータイムのしょうが紅茶でポカポカ

ホットティーにすりおろしたしょうがをティースプーン1杯分ほど入れれば、最強の体温めドリンクの完成。甘さが欲しければビタミン、ミネラルが豊富な黒砂糖を加えましょう。
* * *
年々冷え性がひどくなってきている気がします。体の内側からしっかり温めることで、寒い冬を元気に乗り切りたいものですね!
撮影/安井真喜子 イラスト/ハルペイ 編集協力/山本美和
文=徳永陽子
Information
<レタスクラブ ’24 1月号より>

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