在宅ワークの初期費用はどれくらい？ 子育て世代の在宅ワーカー60名以上へアンケート！

スキマ時間を有効活用して収入を得られると、子育て世代に人気の在宅ワーク。

いざ始めるとなると「パソコンは必要？」「スクールは入るべき？」と悩む方は多いと思います。子育ての出費が多い中、なるべく初期費用は抑えたいですよね。

そこで今回は、2歳の娘さんを育てながら在宅フリーランスとして働くおこめさん (@ocome_1717)に、「在宅ワークを始めるときにお金をかけるポイント」についてお伺いします！　また、在宅ワーク中の子育て世代の女性60名以上へのアンケート結果もあるそうですよ。

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私は2年前、夫の転勤を機に退職を余儀なくされ、妊娠中に在宅ワークを開始しました。現在は在宅ワークを実現したい女性向けに、在宅ワークのノウハウや情報を提供するオンラインコミュニティ『ウィズママ』を主宰しています。

在宅ワークで安定した収入を得ながら、娘との時間もしっかり確保できており「子育て世代にとって理想的な働き方！」と言っていただけることも。

今回は、私が主宰するオンラインコミュニティにて、子育て世代の在宅ワーカーさんへ「在宅ワークを始めるために必要なお金」についてアンケートを行いました。60名以上から得たリアルな声と私の事例を紹介します！

1.実際に使った初期費用はどれくらい？

「在宅ワークを始めるために使用した金額は？」と質問したところ、約35%が「1万円未満」と回答しました。それほどお金をかけずにスタートした方も多いですね！

一方「10万円以上」は約40％。実は私も、在宅ワークの初期費用は約15万円でした。
「え～高い！　そんなに必要なの？」と思うかもしれませんが、これには理由があります！　実際何にお金を使ったのか、私の例も交えてご紹介しますね。

2.在宅ワークを始めるためにお金をかけたもの

「在宅ワークを始めるためにお金をかけたものは？」という質問には、オンラインコミュニティ（65.2％）、書籍・有料商材（※）（51.5％）、パソコン（47%）という回答がありました。

※有料商材とは、有料記事や有料プラットフォーム、有料の動画コンテンツなど

（1）一位はオンラインコミュニティ

オンラインコミュニティとは、オンライン上で閲覧できる有料の会員制コミュニティのこと。在宅ワークの始め方がイチから学べるコミュニティや、Webライターやデザインなど専門的なコミュニティに入会する人が多いようです。

スキルアップや、横の繋がりを作りたい！　という理由で入会したという声が多く集まりました。月額1,000円代のコミュニティもあるので、試しに1か月だけ入ってみるのもオススメです。

（2）10万円以上の初期投資はパソコン購入

初期費用に10万円以上かかった人は、ほぼ全員がパソコン購入者。大きな買い物ですが「まずはこの投資を回収するぞ！」とやる気につながった、と言う人もいますよ。私の初期費用が15万円以上だったのも、パソコンを購入してネット環境も整えたからだったんです。

ただし、スマホだけでできる仕事もあります。パソコンの購入を検討する際は、挑戦したい職種に必須かどうか調べましょう。

3.在宅ワーク開始後、やっぱり必要と考えてお金をかけたもの

「在宅ワーク開始後、やっぱり必要と考えてお金をかけたものは？」という質問には、オンラインコミュニティ（51.5％）、書籍・有料商材（50.0%）、ツールへの課金（36.4%）という回答がありました。

（1）知識や情報へお金をかけ続けている人が多い！

在宅ワーク開始前と同様、オンラインコミュニティや書籍・有料商材へお金をかける方が多数。開始前と異なる点は、より専門性の高いコミュニティや教材を選んでいること！

私もまずは仕事をしてみて方向性が明確になってから、その分野の教材を購入しました。

（2）ツールの購入で、より円滑なお仕事を

在宅ワーク開始後ならではのお金をかけたこととして、お仕事で使用するツールがあります。

・お客さまとのやりとりが増えたからChatworkをビジネスプランにした
・デザインの仕事の幅を広げたいからCanva Proを契約した

など、必要に応じて有料版へ切り替えているようです。どのツールも、まずは無料版で問題ありません。

「あれば便利だけど、なくても仕事ができるもの」はあえて購入しないことが、初期費用を抑えるポイント。まずは最低限必要なものを用意し、お仕事に合わせてお金のかけどころを見極めましょう！

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おこめさん、ありがとうございます！　実際に活躍されている方の回答は、とても参考になりました。

まずはお仕事に必要な道具や、情報収集ができるものなど最低限のものにお金をかけ、お仕事の状況に合わせてお金をかけるポイントを考えていくのがよさそうですね。

▶プロフィール
おこめ

「子ども時間を大切にする働き方」をテーマに在宅ワークのコツを発信している、2歳女の子のママ。約300名の在宅ワークを目指すママが集うコミュニティ「ウィズママ」を主宰。