失業給付を申請した
私は退職後、離職票を受け取るとすぐに、ハローワークで失業給付の申請を行いました。
「失業給付」とは「雇用保険の失業給付」のことを指します。1日も早く再就職できるよう、失業中に国から支給されるものです。
次の仕事が決まっていない状況であれば、失業中の不安が軽減されるので、申請をおすすめします。
失業給付は、雇用保険に加入している人で、条件を満たせば受給資格が認定されます。このとき、再就職の意志があることは必須。
私の場合、5年以上継続して雇用保険に加入しており、フルタイムの仕事を探して就職活動中だったため、受給資格をもらえました。
しかしコロナ禍でなかなか就職先が決まらず、在宅ワークにも興味を持つようになります。そこでWebライターの勉強を始めることにしたのです。
私の場合、その後フリーランスWebライターになると決めたため、失業給付の停止を行いました。
受給していた期間は3ヶ月ほどでしたが、就職活動やWebライターの勉強に全力で取り組めたのは、失業給付のお陰です。
もし退職の予定があり、就職するかフリーランスになるか決めかねている......という人は、失業給付の申請をしておくと良いでしょう。
離職票をハローワークに提出すると、受給までの流れを丁寧に説明してもらえますよ。
Webライティングの勉強をした
フリーランスWebライターになってすぐに、有料の教材を購入しました。とはいえ、いきなり高額の教材を買うと使いこなせない可能性があるのでおすすめしません。
今は無料でも有益なものが沢山あるので、まずはWeb上で検索してみることをおすすめします。
たとえば以下のようなものが参考になるでしょう。
・YouTube
・書籍
・無料のブログ
など
私が読んだ書籍の中で、特に勉強になったと感じたのは以下の2冊です。
・新しい文章力の教室 唐木 元 (著)
・文章起業 藤原 将 (著)
まずはWebの情報や書籍を見てみると、Webライターの仕事がどんなものか網羅的に分かります。
私の場合は、その後に有料の教材を買ったことで、より実践的な内容が早く身につき、レベルアップできました。
きっかけになったのは、文字単価1.6円の案件でテストライティングを受けたとき。記事を書いて提出したところ、10分で不合格の案内が送られてきたことです。
これは、少し見ただけで「不合格」と判断されるくらいの出来映えだったということ。自分は、Webライティングの基礎ができていないのだと痛感したのです。
このことから、現役のWebライターが講師を勤める数万円の教材を購入しました。
良かった点は、構成や執筆の添削をしてもらえるところ。自分のダメな点を可視化できるので、素早く改善ができます。その結果、文字単価アップにもつながりました。
今は体系的にまとまっている講座も発売されているので、ぜひ自分に合う勉強方法を見つけてみてください!
若い人に教わる気持ちを持った
40代であれば、発注主が自分より年下のことも珍しくありません。だからこそ、若い人に教わる気持ちを持つことが大切です。
私がWebライターを始めたばかりの頃、周りの同業者はほとんどが20代~30代。年下とはいえ「Webライターとしては大先輩」という方も多くいらっしゃいました。
そんな中で「自分の方が年上だ」というプライドを持ってしまうと、素直にアドバイスを聞けなくなってしまいます。
このような状態では、Webライターとして大きく成長できないでしょう。
Webライターの若い先輩達は、年齢に関係なく様々な経験をしています。その人達から話を聞くことで、仕事の悩みが解決したり、キャリア形成の参考にしたりできるでしょう。
Webライターとして成長するためにも、不要なプライドは捨てて、常に学ぶ姿勢を持つことが大切です。
私は今行動力のある若い経営者の元で働いていますが、新しい学びが多く、事業の展開にワクワクさせてもらっています。
これからも若い人に教わる気持ちを持ち続け、年齢に関係なく成長していきたいです!
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今回は40代からWebライターを始めるときにやった3つのことを大江かこさんに伺いました。事前にやった方がいいことや、持つべき心構えが分かるお話しでしたね。
Webライターになるのに年齢は関係ありません。大江かこさんのお話を参考に、みなさんも一歩踏みだしてみてください!
▶プロフィール
大江かこ
フリーランスWebライター。20年以上事務職として様々な企業で働くも、43歳でWebライターへ転身。現在はWebライター・オンライン秘書・Instagram運用代行と幅広く活躍中。人をサポートする仕事が好きです。
文=YY