リボ払いより一括払い! 資産35億円の元サラリーマンが教えるお金の正解・不正解/漫画インデックス投資一択で億り人(8)

リボ払いより一括払いで

資産1億円はどうやって達成するの? 目標を数値化して、実績に合わせた計画を立てよう/漫画インデックス投資一択で億り人(1)
『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』 8回【全8回】


新NISA制度が始まり、お金のことを色々考え始めた人も少なくないかもしれません。でも投資ってよく分からないし、調べても難しくて何が何やら…! そんなときに参考にしたいのが、資産35億円の元サラリーマン・マサニーさんの財テクです。

「貯金ゼロ・投資ど素人でも1億円の資産は持てる!」と語るマサニーさんの、お金を賢く貯める・増やすテクニックをご紹介します。

※本記事はマサニー著の書籍『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』から一部抜粋・編集しました。


マサニー流 お金の正解・不正解

クレジットカード

×不正解 毎月の支出が抑えられる「リボ払い」
○正解 手数料のかからない「一括払い」


クレジットカードは使い方を間違えると怖い存在だ。クレジットカードには一回払いのほかに、リボ払いや分割払いなど、さまざまな支払い方法がある。お会計でクレジットカードを出すと「一括払いでよろしいですか?」と聞かれると思うが、これは「一回で支払えますか? それとも借金してでも買いますか?」と問われているのと同じようなものだ。

特にリボ払いは、どれだけ返済しても元金がなくならない「リボ地獄」に陥ってしまう人も少なくない。リボ払いを選択すると、クレジットカードの支払残高(返済が完了していないお金)を、事前に決めた一定金額で分割して支払うことになる。そして、この支払残高に年15%程度(クレジットカード会社で異なる)の手数料が上乗せされ続けるのだ。

たとえば、20万円のパソコンを「手数料:年15%」「毎月返済額:1万円」のリボ払いで購入したとする。この場合、毎月の手数料は約2465円(支払高20万円×手数料15%×30日÷365日)となる。つまり、毎月返済している1万円のうち2465円が手数料なので、元金(支払残高)は7535円しか減らないということだ。このままリボ払いでどんどん買い物をしていくと、支払残高に応じて手数料も増えていくので、さらに元金が減りにくい状況になる。これが「リボ地獄」だ。一度入ったら抜け出せない。なんとも恐ろしい。

リボ地獄に陥らないように…

次に分割払い。二回払いは基本的に手数料が無料なので、ここでは3回以上に分割して支払う方法のことを指す。たとえば、20万円の商品を「手数料:年15%」「10回払い」で購入したら、毎月の支払いに約1400円の手数料が上乗せされる。そのため、毎月2万1400円を10回支払えば、返済が完了する。一見、リボ払いよりマシに見えるけど、手数料がしっかり取られていることを忘れてはならない。せっかく節約生活で入金力を上げたのに、手数料でお金が減ってしまうなんてあり得ない。クレジットカード払いでも、考え方は現金と一緒。お金がないなら、買ってはいけない。お願いだから、リボ払いと分割払いは、絶対に使わないことを約束してほしい。

住宅ローン

×不正解 頭金はできるだけ多く入れる
○正解 退職までに払い終わる年数に設定してコツコツ返す


「借金は悪だ」と考えている人もいるだろうが、実はそんなことはない。ただ、先ほどのリボ払いや分割払いといった高い手数料や金利が設定されているものは、絶対に手を出すべきではない「悪」だ。では、どのような借金であればいいのか。

それは、「住宅ローン」だ。

なぜかというと、住宅ローンは年1%未満の金利で数千万円というお金を借りることができるからだ(2023年10月時点)。家を買うために準備していた現金を頭金に回さず住宅ローンとして借り、そのお金で積立投資をすれば、住宅ローンの利息より大きな利益が得られる可能性がある。

オススメしている運用利回り4%は、オルカンに長期投資していれば十分に狙える利回りだ。この利回りから住宅ローンの金利を差し引くと、3%(4% −1%)となる。つまり、住宅ローンで借りた現金を投資に回すことで3%分の利回りが得られるのだ。借金をしているのにお金が増えるなんて、マジックみたいでしょ? そんな信じられない状況をつくれるのが住宅ローンだ。こんなお得な仕組みを使わない手はないだろう。

ただ、ここで注意点がある。住宅ローンはあくまでも借金なので、借入額、返済期間、金利、これらに応じて毎月の「返済」が発生する。住宅ローンでお金を借りすぎると、毎月の返済が苦しくなって、家計破綻してしまうかもしれない。返済できない状況が続くと、家を手放さなければならない事態になる。

そんな状況にならないためにも、住宅ローンの借入額を「年収の4〜6倍」に収めるようにしよう。たとえば、年収450万円の人であれば1800〜2700万円、600万円の人は2400〜3600万円が目安になる。住宅ローンは、借り方を間違わなければ、資産を大きく増やしてくれる仕組みなので、しっかり使い倒そう。

住宅ローンはあくまでも借金


※本記事に掲載の情報の多くは2023年9~11月時点のものをまとめております。掲載内容と変更になっている場合もありますので、予めご了承ください。

※本書の情報については細心の注意を払っておりますが、正確性などについては一切保証するものではありません。また、あくまでも本書は情報提供を目的としたものであり、特定の商品についての投資の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。

※株式投資には一定のリスクが伴います。利益・損失について、執筆者、監修者ならびに出版社は一切責任を負いません。必ずご自身の責任と判断のもとで行うようにお願いいたします。

著=マサニー/『ズボラな人でもお金が増える 漫画インデックス投資一択で億り人』

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