ほお骨をプッシュする

人さし指から小指の腹をほお骨に当て、5秒押し続けること2回。すぐに鼻通りにアプローチ、約10分もちます。押すと痛いときや子どもの場合は、ほお骨をなでるだけでもOKです。
拳をわきに挟む

わきに拳を挟んで、ギュッと20秒ほど圧迫。自律神経反射の働きによって、刺激したほうと反対側の鼻の交感神経が高まります。これで血管が収縮し、鼻通りがラクに。
お風呂や足湯で体を温める

鼻詰まりは、鼻の粘膜が腫れることで起こります。血行がよくなれば、腫れは改善へ。鼻が詰まっているときはシャワーですまさずに湯船につかりましょう。足湯も血行促進効果があります。
ミントの香りを嗅ぐ

ミントに含まれるメントールには、血行をよくしたり、炎症を抑える働きが。ミントスプレーをマスクに吹きかけたり、アロマディフューザーにミントの精油を垂らすなど、活用してみて。
花粉症の薬や点鼻薬を使う

花粉症ののみ薬や点鼻薬は、症状緩和の味方。長期間使うと効きが悪くなることもあるので、花粉シーズン通して使うなら処方薬が安心です。
蒸しタオルを鼻に当てる

ぬらしてしっかり絞ったタオルを30秒ほど電子レンジで加熱。触れる熱さに冷ましてから鼻に載せます。温かい蒸気を吸い、外からも温められることで、血行が改善。鼻詰まりも和らぎます。
*加熱しすぎないよう注意してください
鼻詰まりでイライラしている子どもにさっそくほお骨プッシュを試してみてもらうと、「ラクになった〜!」と報告が。これで完全に治ることはなくても、食事中や寝る前などつらくてたまらないときの対処法として、覚えておきたいと思います。
皆さんもぜひお試しください!
イラスト/渡邉美里 編集協力/及川愛子
文/さいとうあずみ