時短で作れる! 軽い食感が魅力の「紅茶のアイスボックスクッキー」/手作りお菓子の教科書(5)

洋菓子店のパティシエとして、製菓学校の先生として、そしてお菓子教室の先生として、20年にわたりたくさんのお菓子に携わる仕事をしてきたのは、オンラインスイーツスクール「Saki.+」のパティシエ・中嶋咲絵さんです。
そんな様々な現場を見てきた中嶋さんだからこそ伝えられる、お店で売られているようなお菓子を家庭でもおいしく作れるようになるための大事なポイントの数々。ぜひ参考にしてください!
※本記事は中嶋咲絵著の書籍『手作りお菓子の教科書 プロが教える本当のコツ』から一部抜粋・編集しました。
紅茶のアイスボックスクッキー
大きな具材を入れないクッキーを作るときは、フードプロセッサー仕込みがおすすめ。手仕込みよりも軽い食感に仕上がるのも特徴です。生地をあまり手で触らずに作れるのでバターが溶けにくく、冷蔵庫で生地を休ませる必要がなくすぐに成形できて時短になるのも嬉しいところ。フードプロセッサーがあるとクッキー作りが格段にラクになるのでぜひ試してみて。
【作業時間 30分+焼き時間 20分】

材料(直径4cm 約25枚分)
無塩バター…70g
粉糖…45g
塩…ひとつまみ
牛乳…5g
紅茶(細かなもの)…3g
熱湯…6g
アーモンドプードル…25g
薄力粉…110g
グラニュー糖…適量
下準備
・バターはダイス状に切り、冷蔵庫で冷やす。

・牛乳は計量後、冷蔵庫で冷やす。
・紅茶に熱湯を注いてラップをし、3分蒸らして葉を開かせる。

準備ができたら、作ってみよう!
フードプロセッサーで生地を混ぜる
1 フードプロセッサーに薄力粉、アーモンドプードル、粉糖、塩を入れて5秒程度回し、粉類を混ぜ合わせる。

2 冷えたバターを加え、全体がしっとりとした粉チーズのような状態になるまで回す。


3 紅茶がさめていることを確認し、牛乳と共に加える。

4 全体がそぼろ状になるまで、フードプロセッサーを回す。

生地をまとめる
5 4を取り出し、混ぜムラをなくすように台に生地を押しつけながらまとめる。

成形する
6 まとめた生地を30cmの棒状に成形してラップに包む。

7 冷凍庫で30分程度冷やし固める。30分経ったら、オーブンを170℃に予熱する。

8 冷凍庫から生地を出し、ラップをはがしてそのまま2、3分置く。バットにグラニュー糖を広げ、生地を転がして周りにグラニュー糖をつける。
※温度差で生地の表面が結露し、その水分でグラニュー糖がつきやすくなります。

9 1.2cm幅にカットし、シルパンやオーブンシートを敷いた天板に並べる。
※クッキーのエッジ(角)をしっかり美しく出すには、シートごと一度冷凍庫に入れて5分程度冷やしてからオーブンに入れます。

焼成する
10 170℃のオーブンで20~25分焼く。焼き上がったら、天板から外してケーキクーラーの上でさます。
※オーブンによって焼き色がつきやすい場所とそうでない場所がある場合は、途中で焼き色を見ながら天板ごと向きを変えます。

著=中嶋咲絵/『手作りお菓子の教科書 プロが教える本当のコツ』
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