会社員の方の中には「いずれはフリーランスになりたい。でも、会社に出勤してデスクワークをしている今の経験は、在宅フリーランスになったらどう活かせるんだろう?」と疑問を感じる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、40代で事務職からフリーランスWebライターに転身した、大江かこ(@kakoworks1)さんにお話をお伺いしました。
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こんにちは!Webライターの大江かこです。
事務職として様々な企業で働いた後、43歳のときに未経験からWebライターに挑戦しました。きっかけはコロナ禍で仕事が決まらず、在宅ワークに興味を持ったこと。
初案件は文字単価0.1円でしたが、Webライティングの基礎を学び、諦めずにやり続けたことで目標の報酬を達成できました。
今は事務職の経験を活かしつつ、Webライターをしながらオンライン秘書やInstagram運用代行など、幅広く仕事をしています。
今回は私がフリーランスWebライターになってから「事務職の経験が活きた」と感じたことを2つお伝えします。
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1.色々なリサーチ方法を活用できる
ひとつ目は、事務職で培った様々なリサーチ方法を活用できる点です。リサーチとは、Web記事を見たり本を読んだりして、記事を書くために必要な情報を集めること。
ここでWebライターの仕事を作業ごとに分けると、以下の4つになります。
・構成作成
・リサーチ
・執筆
・推敲(記事の見直し)
Webライターの仕事は執筆がメインだと思われがちですが、実は構成作成とリサーチが最も重要な作業です。
特にリサーチにおいて、信ぴょう性のある情報を集められるかどうかは、記事の質を大きく左右します。そのため、Webライターとして活躍している人たちは、リサーチを丁寧に行う人が多いです。
また依頼があれば、全く知らないジャンルの記事を書くこともあるため、情報を根気よく調べられる粘り強さも必要になります。
これらは、事務職でも同じです。元事務職の方であれば「社内に聞ける人がいないので、必要な情報を自分で調べて何とかした」という人もいるでしょう。
このように信ぴょう性のある情報に行き着くまで、丁寧にリサーチできる人は、Webライターになってからも重宝されます。
私が実際にやっていたのは、事務職の経験を転用して、他のライターが積極的にやらない「Web検索以外のリサーチ方法」を取り入れること。
Web検索以外のリサーチ方法とは、以下のようなものです。
・公的機関や店舗に電話をする
・問い合わせフォームやメールを使って問い合わせをする
・詳しそうな知人に話を聞く
など。
私がある案件を担当していたとき、商品の入荷状況を電話で聞いたり、成分について専用フォームから問い合わせたりしたことがあります。その内容を記事に盛り込んだところ、発注主に非常に喜んでもらいました。
これらは発注主が「やってくれたら嬉しいこと」として挙げているケースも多いのですが、実践しているWebライターは少ない印象です。
実際に私が以前入っていた幾つかのライターチームでも、Web検索以外のリサーチ方法を取り入れている人は、ほぼいませんでした。
このように、事務職の経験を活かして様々な方法でリサーチすることで、発注主からの評価も高まり、他ライターとの差別化にもなります。