ぎっしりいちごに感動！「いちごのプリングラタン」をリサとガスパールがお手伝い【リサとガスパールのボナペティ】

フライパンで作れる！「ビッグ茶碗蒸し」

2〜3人でシェアして食べられる「ビッグ茶碗蒸し」。手間と時間のかかるイメージの茶碗蒸しですが、フライパンに熱湯を注いで強火で一気に蒸すことで時間を大幅に短縮。大きな耐熱容器でまとめて作るので、よりやわらかくてふるふるな食感に！

ビッグ茶碗蒸し
●材料(2～3人分)
・むきえび…80グラム
［卵液］
∟溶き卵…3個分
∟だし汁(粗熱をとったもの)…2と1/4カップ
∟しょうゆ…小さじ2
∟酒…小さじ1
∟塩…小さじ1/3
・しいたけ…2枚
・万能ねぎの小口切り…1本分
［明太ソース］
∟からし明太子…1/2腹(約20グラム)
∟おろししょうが…1/2かけ
∟だし汁…大さじ2
・塩

●作り方
1. えびは背わたがあれば除き、塩少々を加えた水で洗い、1センチ角に切る。
しいたけは1センチ四方に切り、ともに直径20×高さ4.5センチの底が平たい耐熱容器に入れる。

2. ［卵液］はよく混ぜ、ざるでこしながら1の耐熱容器に入れる。

3. 直径26センチのフライパンに厚手のペーパータオル(またはペーパータオルを2枚重ねて)を敷き、
2をのせ、熱湯をフライパンの高さの半分まで注ぐ。ふたにふきんを巻いてかぶせ、強火で約4分蒸す。

4. ふたをほんの少しずらして、さらに3〜4分蒸す(全体がほぼ固まったらでき上がり)。

5. 蒸す間に、明太子は切り込みを入れて身をこそげ取り、明太ソースの残りの材料と混ぜる。4の蒸し上がり(もしまだゆるいところがあるなら、再度ふたをして予熱で火を通す)にかけ、万能ねぎを散らす。

ホットケーキミックスと板チョコで作れる「濃厚フォンダンショコラ」

混ぜて型に入れて焼くだけで本格派に仕上がる「濃厚フォンダンショコラ」。ホットケーキミックスや板チョコなど身近な材料で作れるのに、外側のビスキュイ生地はサクサク軽で、中にたっぷり詰まったガナッシュは濃厚な味わいです！

濃厚フォンダンショコラ
●材料(直径6×高さ5センチのマフィン型4個分)
［ガナッシュ］
∟板チョコレート(ビター)...50グラム(約1枚)
∟生クリーム(乳脂肪分45パーセント前後のもの)…50ミリリットル
［生地］
∟板チョコレート(ビター)...100グラム(約2〜3枚)
∟卵…2個
∟ホットケーキミックス…50グラム
∟生クリーム(乳脂肪分45パーセント前後のもの)…50ミリリットル
∟バター…40グラム
∟砂糖…30グラム

●作り方
下準備. バターは2センチ角に切っておく。

1. 板チョコレートを手で2～3センチ四方に割り、耐熱ボウルに入れ、生クリームを加える。

2. ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約40秒加熱する。ゴムべらでゆっくり混ぜてチョコを溶かし、なめらかな状態にして粗熱をとる。

3. 小さめの容器にラップを敷き、2を1/4量ずつ入れて茶きん状に包む。円形に整え、冷凍室で30分以上冷やし固める。

4. 板チョコレートを手で2～3センチ四方に割り、耐熱ボウルに入れる。生クリーム、バターを加えてふんわりとラップをかけ、電子レンジ（600W）で約1分30秒加熱する。ゴムべらでゆっくり混ぜてチョコを溶かし、なめらかな状態にする。

5. オーブンを200度に予熱する。4に卵を1個ずつ割り入れ、そのつど泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

6. 砂糖、ホットケーキミックスの順に加え、そのつど泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

7. 型に生地の半量を等分に流し入れ、3のガナッシュをラップをはずして1個ずつ入れる。

8. 残りの生地を流し入れてガナッシュをすっかりおおい、オーブンで約15分焼く。粗熱をとり、型をはずす。

炊飯器で炊くだけ「炊き込みちらしずし」

本格的なちらしずしを作るのは時間がかかりますよね。でもご飯と一緒に旨みの出る具材も炊き込んでしまえば、おいしくラクに時短できちゃいます。おいしさのヒミツは、以下のように具材を入れるタイミングを２つに分けること。

炊飯前→鮭・しいたけ・にんじん
炊飯後→絹さや・いり卵

切り身の大きさでそのまま炊き込んだ生鮭はふっくらやわらか。身は小さくほぐさず、あえてゴロッと大きくくずして、ご飯と一緒にもりつければゴージャスに。後入れした絹さやといり卵が春らしい華やかさを添えてくれますよ。

炊き込みちらしずし
●材料(4人分)
・生鮭…2切れ(約200グラム)
・卵…2個
・にんじん…小1本(約150グラム)
・しいたけ…4枚(約100グラム)
・絹さや…70グラム
・米…2合
［合わせ調味料］
∟酒…大さじ2
∟砂糖…大さじ1と1/2
∟しょうゆ…大さじ1
∟塩…小さじ1/2
・塩
・しょうゆ
・酢

●作り方
1. にんじんは4センチ長さの短冊切りにする。しいたけは軸とかさをそれぞれ薄切りにする。絹さやは斜め薄切りにする。口径約15センチの耐熱ボウルに、卵を割り入れ、塩少々を加えて溶きほぐす。ラップをかけずに電子レンジ（600W）で約2分加熱し、箸4本でよく混ぜていり卵にする。鮭は水けを拭き、しょうゆ小さじ1をふる。

2. 米は洗ってざるに上げ、水けをきる。炊飯器の内釜に米、［合わせ調味料］を入れて2合の目盛りまで水を入れ、混ぜる。にんじん、しいたけを入れ、鮭を皮目を上にして入れ、炊き込みご飯モード(なければ普通炊きモード)で炊く。

3. 炊き上がったら鮭を取り出し、酢大さじ2～3、絹さやを加えて混ぜる。鮭は皮と骨を取り除いて大きめにくずす。器にご飯を盛り、鮭、いり卵をのせる。

春の香りのクラシックプリン！「 いちごのプリングラタン」

甘酸っぱいいちごがフレッシュな春の香りいっぱいの「いちごのプリングラタン」。材料はいちごのほか、卵、牛乳、グラニュー糖の４つだけ。半分に切ったいちごの断面を下にしてグラタン皿に並べ、プリン液を流し入れてオーブンで焼くだけで完成します。
グラニュー糖はおうちにある砂糖に代えてもOKです。

いちごのプリングラタン
●材料［４人分 ］
・いちご…20粒
［プリン液］
∟卵（Mサイズ）…4個(約200g).
∟牛乳…1と1/4カップ.
∟グラニュー糖…50g.

●作り方
～オーブンは180℃に予熱しておく～
１.いちごは縦半分に切り、グラタン皿に半量ずつ敷き詰める。

２.プリン液を作る。
鍋に牛乳と、グラニュー糖の1/2量を中火にかける。
ゴムべらで混ぜながら温め、鍋の縁がふつふつしてきたら火を止める(約60℃)。

３.ボウルに卵を溶きほぐし、残りのグラニュー糖を加えて泡立て器で泡立てないようにすり混ぜる。
２の牛乳を少しずつ加えて混ぜる。

４.プリン液を茶こしでこしながらグラタン皿に半量ずつ静かに流し入れる。気泡があったら竹串で潰す。

５.オーブンで15～20分焼く。

６.竹串をそっと刺してみて、何もついてこなければ焼き上がり。
※焼きが足りない場合は、同じ温度のオーブンに入れてあと少しなら3分、まだまだなら5分追加して焼く。

７.好みで粉糖をふる。

ゆで卵を入れるから華やか「レンジミートローフ」

本格的な肉料理というイメージのある「ミートローフ」ですが、今日のレシピは簡単で時短に！
その秘密は、真ん中にどーんと２つ分入れたゆで卵。ゆで卵の周りを包むようにひき肉を重ねて加熱することで、加熱時間はぐっと短縮。なんとレンチン２回＝合計３分で、あっという間に完成しちゃいます！

レンジミートローフ
●材料［ ２人分 ］
［肉だね］
・豚ひき肉…200g
・おろしにんにく…1/4片分
・パセリのみじん切り…大さじ１
・生パン粉…20g
・ウスターソース、トマトケチャップ…各小さじ１
・塩…小さじ1/4
・こしょう…少々

・ゆで卵…２個
・冷凍グリーンピース…50g

●作り方
１.グリーンピースは水でさっと洗って水けをきる。
ゆで卵は縦半分に切り、白身の多い部分を約１cm切り落とす。
切り落とした白身は細かく刻む。

２.ポリ袋に肉だねの材料を入れ、片手で袋の口を絞り、もう一方の手を袋の底に当ててもみ、よく練り混ぜる。グリーンピース、刻んだ白身を加え、さらにもみ込んで混ぜ、１つにまとめる。

３.ラップを約30×30cmに切って広げ、２の肉だねをのせる。
同様の大きさのラップをかぶせ、肉だねを手で18×12cmに広げ、上のラップをはずす。

４.ゆで卵の断面を下にし、３の中央に一文字に並べる。
ラップごと持ち上げ、肉だねでゆで卵を包み、棒状に成形する。
さらにもう１枚のラップで包み、二重にする。

５.耐熱皿にのせ、電子レンジ（500W）で約１分30秒加熱する。
ラップをかけたまま約１分おき、上下を返し、さらに約１分30秒加熱する。.

６.ラップごと６等分に切り分けてから、ラップをはずして器に盛る。
好みでベビーリーフを添えても。

(C) 2024 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre

リサとガスパール写真・動画撮影＝Ayako Yamazaki
【レタスクラブWEB編集部】